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【ゴルフ】

勝みなみ、3打差3位に浮上 5バーディー、ノーボギーの67

2018年11月24日 紙面から

第2日、2番でティーショットを放つ勝みなみ=宮崎CCで(神代雅夫撮影)

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◇ツアー選手権 リコー杯<第2日>

 ▽23日、宮崎市・宮崎CC(6471ヤード、パー72)▽晴れ、13・8度、西南西1・8メートル▽賞金総額1億円、優勝2500万円▽29選手▽観衆4598人

 12位発進の勝みなみ(20)=明治安田生命=が5バーディー、ノーボギーの67をマーク。通算6アンダーまで伸ばし、首位と3打差の3位に浮上した。前週にプロとしてのツアー初優勝を飾ったばかり。いきなりの2週連続Vで国内メジャー初制覇なるか。賞金女王が決まっているアン・ソンジュ(韓国)が通算9アンダーで首位。比嘉真美子(25)=TOYO TIRES=は勝と並ぶ3位につけている。

 今季のツアー優勝者と賞金ランク25位以内しか出場できないこの大会。アマチュアVを果たした2014年以来、4年ぶり2度目、プロとして初めて参戦した勝が、4年間の成長ぶりをスコアの中に凝縮させ、V戦線に急上昇した。

 「ショットが散ってた初日から考えたら、ノーボギーはナイスラウンドですね。でも、決めきれなかったバーディーチャンスもあるので、もうちょっとパットは入ってほしかった」

 この日、ノーボギーで回ったのは首位に立った賞金女王のアン・ソンジュと2人だけ。中盤で3~4メートルを3つ決めたほか、ピンチもしのいだ合計26パットは出場選手中最少だ。「プロになって一番の成長点はパッティング」と自覚し、部門別ランキングの平均パット数でも鈴木愛に次ぐ2位につける勝の面目躍如といえるラウンドだった。

 前週のプロ初Vが大きな自信になっている。加えて、「4年前とは飛距離が全然違う。グリーンを狙うクラブが2番手ぐらい変わった」。今季の平均飛距離ランキング11位と、日々のトレーニングで飛ばし屋に変身した効果も大だ。

 地元の鹿児島に近い宮崎での開催。「昨日(22日)は宮崎地鶏を食べました。砂ずり、メッチャおいしかった~。お酒は飲んでないですよ。桃チューハイ…。えっ? チューハイはジュースなんで」と、最後は“みなみちゃん節”をさく裂させた。 (月橋文美)

 

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