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【ドラニュース】

“吉見塾”に柳が入門 自主トレで若竜右腕トリオ面倒見る

2018年11月24日 紙面から

来年1月、一緒に自主トレを行う柳(右)と吉見

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 “吉見塾”、門戸開放します。中日・吉見一起投手(34)が、来年1月に大阪で予定する自主トレに若手を同行させる。来季で3年目を迎える柳裕也投手(24)をはじめ、石川翔投手(18)、清水達也投手(19)と汗を流す。濃密な時間を共有すれば、相乗効果で投手王国の再建にもつながるはずだ。

 自らの練習に専念することも大事だ。しかし、アドバイスを求められれば大歓迎。後輩思いの吉見だからこそ、若手の思いに少しでも応えてあげたい。吉見らしい“親心”で次代の竜投を担う右腕トリオの面倒を見る。

 「自分から誘ったり、構ったりすることはない。そこまで余裕がないというか、そういう立場とは思っていないので。でも、向こうから来てくれるならウエルカム。自主トレするにもキャッチボールする相手が必要なので」

 年明けに地元の大阪で始動するのはプロ入り後の恒例行事だ。2019年も大阪でスタートを切る予定。吉見が後輩の宿泊代を持ち、実家で過ごす以外は食事も面倒を見る。今年は楽天の関係者から頼まれ、2年目右腕・西口と汗を流した。股関節の使い方など投球に関するさまざまなエキスを吸収した西口は、プロ初登板初先発で8回途中2失点と好投した。12年1月に吉見、チェン(現マーリンズ)と一緒に自主トレした大野雄も13年から3年連続2桁勝利。“吉見塾”の効果は証明済みだ。

 

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