【芸能・社会】青山テルマ ディズニー映画「シュガー・ラッシュ-」日本版エンドソング2018年11月23日 紙面から
歌手の青山テルマ(31)が、ディズニー映画の最新作「シュガー・ラッシュ:オンライン」(12月21日公開)の日本版エンドソング「In This Place」を歌うことが22日、分かった。青山は映画の中で共感するポイントを念頭に歌詞作りにも携わった。主人公たちの冒険と友情を描く物語で「♪離れていても 繋(つな)がってるよ 二人のキズナ」と作品の世界観を歌い上げている。 今作は、人間が知らないゲームの裏側の世界を描き大ヒットした「シュガー・ラッシュ」(2013年)の最新作。アーケードゲームのキャラクターで主人公のヴァネロペとラルフが、今回はインターネットの世界で冒険を繰り広げる。 ディズニー映画の楽曲といえば、「アナと雪の女王」(14年)の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」や、「モアナと伝説の海」(17年)の「どこまでも~How Far I’ll Go~」など心に残る楽曲が多い。これらに負けない名曲に育てたいと、「そばにいるね」などのヒット曲があり、NHK紅白歌合戦の出場経験もある青山にエンドソングが託された。 オリジナル版の「In This Place」は英語だが、日本版エンドソングは日本語詞に変更。親友のヴァネロペとラルフの心が次第にすれ違っていく一方、それでも繋がっていたいと思う絆を表したスローテンポの楽曲となっている。青山は「一回聴いただけでも『大丈夫』とか、『君がいてくれたから』とか、心にひっかかるような言葉選びをして、シンプルですけど、すごく伝わりやすい言葉でアプローチした」と自信を見せた。 自身も日ごろ仕事で孤独を感じたり、やりきれない日々もあるが、応援してくれる存在に支えられている。「家族や親友、スタッフ、ファンの方がいて、どんな時も“一人じゃないよね”っていうのをこの歌詞を書いているときにすごく思った」と明かしている。 エンドソングは本来、劇場でしか聴くことができない。このため青山はテレビなどで流れるPR用に、同曲をアレンジしたオフィシャルソング「In This Place~2人のキズナ」も制作した。
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