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【芸能・社会】

光一SHOCK節目1700回 来年の千秋楽で金字塔

2018年11月22日 紙面から

会見でガッツポーズする堂本光一

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 「KinKi Kids」堂本光一(39)の主演で来年2月4~3月31日に東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「Endless SHOCK」(作・構成・演出ジャニー喜多川)の製作発表が21日、東京都内で開かれた。千秋楽に単独主演1700回を飾る見込みで、初演から18年5カ月での大記録到達は、森光子さんが「放浪記」で達成した42年5カ月をはるかに上回る早さ。40歳になって初めての「SHOCK」も光一は不惑の精神でステージに立ち続ける。

◆千秋楽で金字塔!!

 会見の冒頭、光一がまずは一人で登場し、自身が作曲した劇中歌「CONTINUE」を披露。そこに内博貴(32)、梅田彩佳(29)、前田美波里(70)らキャストが続々と加わり、舞台のクライマックスシーンさながらの大合唱を招待されたファン500人と取材陣に届けた。

 製作発表は毎年行っているが、生歌を披露したのは初めて。「毎回(演出の変更などが)『まだ決まってません』というお土産のない状態で始まっていたので、じゃあ歌おうということで…」。“奇襲”成功に満足げな笑顔を見せた。

 来年元日で40歳を迎える。「恐ろしいですね、そう考えると。でも、今の方が体力はある。ただ単に回復が遅いとか、何でここが痛いねん!とかはありますけど…」と苦笑しながら「自分の中の意地もあり、『ここを楽にしたら続けられる』とかは考えたくない。例えば階段がすべり台になるとかね…」と語ると、会場は爆笑に包まれた。

◆独身エンドレス?

 光一が階段から転げ落ちる「階段落ち」が第1幕の最大の見せ場。それがすべり台に? すかさず内が「それは吉本新喜劇です!」とツッコミを入れた。すっかり上機嫌の光一は初演から18年間、変わらずに続けていることを問われると「独身であることですかね」とサラリと言ってのけた。

 大喜びするファンに「何の拍手? おかしいだろ」と口をとがらせつつ「独身もエンドレス? いや、僕はいずれは(結婚)したいと常に公言しています。僕がたとえ結婚しようとも、みんなは僕についてきてくれると信じています。だからこそ、まだまだ成長していかないといけないと思っています」と自身に言い聞かせていた。

 ミュージカルの単独主演記録としては1位を更新中。日本演劇界においても「放浪記」の森光子さん(2017回)に次いで同一演目単独主演の歴代2位を突き進む光一は「このSHOCKが続く限り、皆さまにも見届けてほしい」と呼び掛けた。

◆ライバルに内博貴

 この日の会見をもって光一以外のキャストもお披露目された。主人公・コウイチのライバル役は内博貴。SHOCKの東京公演は7年ぶりで「当時は恐くて楽屋から出られなかった」と述懐すると、光一も「腐った消しゴムみたいな顔してたよね」と笑った。秋の大阪・梅田芸術劇場公演では、ライバル役を中山優馬(24)が演じる。

 ヒロインはオーディションで選ばれた元NMB48の梅田彩佳に決定。「私も1月で30歳になるので、30歳一発目の舞台が『Endless SHOCK』でうれしいです」と喜びを語った。劇場のオーナー役には前田美波里が2年ぶりに帰ってくる。ジャニーズJr.からは「ふぉ~ゆ~」や、川島如恵留(のえる、24)らが出演する。

製作発表に登場した(前列左から)ジャニーズJr.の4人、内博貴、堂本光一、梅田彩佳、前田美波里、ふぉ~ゆ~の4人=東京・芝公園で(高嶋ちぐさ撮影)

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