今回は雑談として、なぜ当ブログにコメント欄がないか、ということについて書いていきます。
内容はかなり長文で、猛毒を吐く箇所がありますので、そういうのは好きではない方は、今回の話はスルーして構いません。

なぜコメント欄があるか

当ブログは、ライブドアブログを利用していますが、その他ブログサービスや、WordPress、XOOPSなどのブログ生成システムでも、コメント欄は標準で搭載されています。

従来のホームページでも、入力フォームを設けてコメントや感想などを送れる機能は備えることはできました。

では、なぜコメント機能があるのかを考えてみましょう。

1.多くの人々とのコミュニケーションを図るため

一番の理由はこれでしょうか。
ネットという特性上、不特定多数の人が閲覧するわけで、それによって普段の生活では会うことのない人たちとの交流を生み出せる土壌ができるわけです。

コメントに感想を書いてもらい、そこで返答をすることで関係を生み出し、それをもとにコミュニティや実生活での交流へと発展させる元にもなるでしょう。

2.問題点の洗い出し、改善のため

もう一つは、ブログ、サイト、内容について問題点がないかをコメントから吸出し、改善のために利用する目的もあります。

クレームをもらい、それを以て原因を探り、対策を行うことで、より多くの人々に見てもらうということは、商売をする上では一般的な手段と言えるでしょう。

なぜコメント機能をつぶしたのか

実はこのブログが始まってからしばらくは、コメントは普通に行えるようにしていました。
というよりも、特にコメントについては気にもしていませんでした。

その後1日1000UUの訪問者が訪れるようになってから、ちょこちょこコメントが付くようになりました。

最初のころは、いろいろ感想をいただけるだけでもうれしかったので、比較的積極的に返答を送っていました。

そういう意味では、コミュニケーションを取りたかったのは否定しません。

その後も、コメントを頂いた方からの「助言」をいただくようになり、ブログ内容においてもいくつかの改善を行っていきました。

しかし2015年ごろからは、訪問者も1日3000UUを超えるようになってから、単なる難癖レベルのクレーマーがコメントを書くようになりました。

最初のうちは、特にコメントの制限をつけなかったのですが、スパム対策も含め、制限をかけるようになりました。

ちょうどそのころになると、匿名掲示板サイトである2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)に、アンチ板が立つようになりました。

のちにその中を覗いてみると、嫉妬と些細なことでも馬鹿にする、卑劣かつ気持ち悪い内容が連綿と続いていました。

インターネット黎明期から開発などにかかわっている身なので、2ちゃんねるの特徴は認識済みでしたが、まさか自分がそこで話題になるとは思ってもみませんでした。

もっとも荒れたのが、バーボンウイスキーの定義についてでした。

アメリカの法律上ではケンタッキー州のバーボン郡以外で製造しても、原料の内訳などを満たしていればバーボンを名乗れます。

しかし、テネシー州で作られているジャックダニエルは、自らテネシーウイスキーと名乗って、バーボンとの差別化を図っていることに私が賛同し、純粋にバーボンはケンタッキー州バーボン郡のみにすべきだと書きました。

そこからその記事のコメントにいろいろな批判などが書き込まれるようになりました。

私個人は、そこで「議論」「論争」を巻き起こすことを意図していたのですが、それらが収束しても、私に対する罵詈雑言という関係ないノイズが続くようになり、コメントの制限では対応できなくなりました。

自ら開発したシステムであれば、ソースレベルでのカスタマイズもできますが、出来合いであるため、これ以上コメントを制限しながらも受け付けることができないため、コメント欄自体を消去する形でカスタマイズをすることになりました。

正直、一定の良識と知性を持っている人たちだけであれば、コミュニケーションにしろ議論にしろ、もっとレベルの高いものが出来上がったかもしれません。

しかし残念ながら、議論と口論の区別もつかず、悪口を言って自分のうっ憤を晴らすだけの「哀れな」人間が多くいたことで、これ以上コメントを募るのは害が上回るという判断を下しました。

コメント機能廃止後

しかしながら、コメントできない状態に変更しても、おかげさまで訪問者は現在でも3000UUを記録しており、話題のある情報を掲載すると一気に上昇する傾向は変わらないため、コメントを受け付けなくてもいいな、と思っています。

結局、情報源、銘柄のデータベース的な形で読んでいる人にとっては、評価や文体が気に食わんと思う人よりも、そういったものを個人的感想というフィルタリングをして参考程度にとどめている人のほうが多いのかと思っています。

アンチ的なものについては、いまだに5ちゃんねるでスレッドが継続しており、そこで好き勝手に名も名乗れない卑怯者ども同士でネチネチやっていればいいです。

ネットは「嫌なら見るな」が簡単にできる情報源なわけで、本当に嫌なら見ないほうが精神衛生的にいいはずです。

それでもこのブログを見てネチネチ文句を垂れている時点で、論理的にすっきりさせることもできないレベルの低さを痛感されればいいかと思います。
悔しかったら見るなよ、と。

正直、そんな連中は私にとっては、底辺でその程度しかできない哀れな奴らだと、嘲笑のネタになっているところです。まぁ、覗くのは年に1度あるかどうかですけどね。

最近の客商売においても、クレームばかりの客であっても真摯に受け止めて、なるべく多くの客を引き込むよりも、常に自分のお店を利用してくれる常連にとって最適なサービス、商品を提供するほうが利益が出るという考えが一般的になっています。

私のブログでも、5000人、10000人が見てくれるような内容にすることは難しくないと思います。

しかしそれによって、一見さんばかりで、ちょっとでも挫折すれば1000人にまで落ち込みかねないものにするよりも、今ご覧になっている3000人のうち、クレーマーを除く2000人ほどの方たちが安心してみられるような、ある程度内容を安定させたものを提供していきたいと思います。

一方向だけの情報源となっていますが、これからもご覧いただければ幸いです。