集団の一部が強行突破しようと…一時、国境が閉鎖

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 中米からアメリカへの移住を目指す集団が続々と集まるメキシコの北西部で集団の一部がアメリカとの国境を強行突破しようとしたため、国境の検問所が一時、閉鎖されました。

 アメリカの税関「国境警備局」は19日未明、メキシコ・ティファナとの国境にある検問所への道路を一時、全面的に閉鎖し、その後、一部の車線を解除しました。地元のメディアは、中米ホンジュラスなどから集まっている集団の一部が国境の強行突破を図ったと報じています。アメリカとメキシコの国境が閉鎖されたのは、2001年の同時多発テロ以来だとしています。検問所の周辺では国境警備隊が集結し、鉄条網が付いたブロックが設置されるなど緊張した状態になっています。