北九州の治安って今でも悪い？現在の治安状況と悪いと言われる理由を解説！

北九州と聞いて、どのようなイメージが浮かぶでしょうか？観光地やグルメなど色々な特徴がある北九州ですが、「治安が悪い」というイメージが浮かぶ方も多いのではないでしょうか。かつては治安が悪い地域として知られていた北九州、しかしなぜ治安が悪いのかを知っている人は多くはありませんよね。今回はそんな北九州の治安がなぜ悪いのか、治安状況、観光する際の注意点などを解説していきます！

北九州とは九州の北部地域を指した言葉です。主に福岡、佐賀、長崎、熊本、大分といった県を指します。その中でも、栄えている県として有名な福岡県には北九州市という市があります。北九州はその地域を指し、北九州市と言えば福岡県の市と覚えておきましょう。今回は北九州全体の治安状況ではなく、北九州市の治安状況や観光の注意点などを解説していきます。

北九州は治安が悪いとされイメージが下がっていますが、実は美女が多い地域として有名です。これは北九州市だけではなく、北九州地域全体の傾向とされていますね。目鼻立ちがハッキリしている女性が多いのが理由で、ファッションセンスも高く、全国的に人気があります。福岡市内に出ると、他の県と比べて美女が多いと思う方が沢山いますね。

北九州市と言えば、成人式がとても派手で、荒れやすいことでも知られています。頭髪は七色に染まり、衣装は数十万円かかっていることも珍しくないと聞くと、どれだけ凄まじいものかイメージしやすいかもしれません。成人式と言えば沖縄も有名ですが、近年は北九州市の勢いが凄いですよね。なぜそんなことをするのかと疑問に思う方も沢山いるようですが、10代を終えるお祭りのようなものになっているようです。

北九州にはヤンキーが沢山いることでも知られています。ヤンキーという言葉はアメリカ人を指す言葉でもありますが、今回は不良を指してヤンキーとしています。北九州のヤンキーは、暴走族に所属している方もいれば、所属はしていないけどヤンキーファッションをしており、また暴走族のような行いをしている方もいます。

なぜ北九州のヤンキーは怖いとされているのか？それには深い理由がある場合もあります。他の県であれば、生徒がヤンキーになっていく最中にしっかりと注意をして更生させようとしますよね。しかし、北九州のヤンキーの中には、親や周囲が暴力団関係の方である場合も多いのです。そして、下手に荒立てると教師自身に危害が加わることがあるため、注意しづらいという状況もあります。

北九州の治安が悪い最大の要因は、暴力団組織が沢山存在していることです。福岡県には約150もの暴力団が存在すると言われており、暴力団の連合本部が5つもあるのです。これは他の県では有り得ないことであり、福岡県がいかに暴力団が多いかが分かる話ですよね。それだけ敵対する暴力団も多いので、暴力団同士の抗争も頻繫に起きてしまいます。

なぜ暴力団がそれ程多いのかも気になるところですよね。実はこれは被差別部落の問題も絡むとされています。実は北九州地域には被差別部落が元々沢山あり、被差別部落の方々は差別されていた為、まともな生活をするのが困難な状況でした。そういった生まれの方は、どうしても暴力団員になる確率が高くなってしまいます。現在もその名残があると考えられますね。

どの県にも暴力団組織は存在しますが、北九州ほど大きな暴力団が密集している地域はありません。それだけ色々な暴力団組織があると、どうしても抗争が起きてしまいます。暴力団の抗争となれば、ただの喧嘩ではすみませんので、殺傷事件・発泡事件や、手榴弾での爆破事件なども起きます。手榴弾なんて他の県では信じられないかもしれませんが、北九州では割と知られていますね。

ヤンキーや暴力団員が沢山存在しますが、ちょっとした軽犯罪も沢山起きることで有名です。特に知られているのが「自転車泥棒」です。他の県でも自転車はよく盗まれてしまうものですが、北九州ではすぐに自転車が無くなると言われていますね。自転車泥棒は必ずしもガラの悪い人が行う訳では無い上に、捕まえるのが難しいのが問題点です。

ガラの悪い人達によるひったくり犯罪も多発しています。走ってひったくりをする方もいれば、バイクに乗って後ろから近づいて盗っていく方もいます。いきなり盗られますので、こちらも中々対策しづらい犯罪ですよね。自分の身は自分で守る意識を持ち、常に荷物を取られないか気を付けておく必要があります。

治安の悪さと外国人の関係もよく言われていますよね。北九州は在日中国人・韓国人が多い県としても知られています。一番多いのは大阪府、次の東京なのですが、北九州も上位グループに入っています。ただし、多くの在日外国人の方に問題はありません。問題なのは、悪い企みを持っている一部の人達なのです。

日本の暴力団と同様に恐ろしい存在として知られているのが中国のマフィアです。中国のマフィアの力はとても強いとされており、また犯罪のやり方も狡猾かつ残忍で有名ですよね。北九州の暴力団は中国マフィアとの繋がりも強いと言われていますので、一般の方にとってとても怖い存在です。

北九州は治安が悪いとされる理由を解説してきましたが、次に気になるのは危険な地域ですよね。まずはじめにご紹介するのが小倉北区です。こちらは観光地として知られた地域であり、お城や繫華街には沢山の人が来ます。基本的には問題なく歩けますので、誰でも観光出来るのですが、危険な場所もありますので注意しましょう。

小倉北区を歩く際に気を付けておきたいのが、人通りの少ない路地です。表通りは普通の街なので何も問題無いのですが、裏に入ると怪しいお店が並んでいたり、ガラの悪い人達がいたりします。観光に来てガラの悪い人達と何か問題を起こしてしまえば、嫌な思い出になるかもしれません。小倉北区は表通りを歩くようにしましょう。

もう一つ注意したい地域が八幡西区です。こちらは不良・ガラの悪い人達が多いとされている地域ですので、もしかすると何かトラブルに巻き込まれる可能性があります。とはいえ、トラブルに巻き込まれる可能性があるのは八幡西区だけじゃありませんので、特別に警戒する必要はありません。観光スポットもありますので、ガラの悪い人達と問題が起きないよう注意して楽しみましょう。

ガラの悪い人達が八幡西区には多いと書きましたが、もちろんそこで生活している方は沢山います。普通に生活している分には問題なく暮らせますので、特に気を付けなければならないことも無いのです。暴力団同士の争いが一般の方に影響することも多くはありませんので、引っ越し先に検討しても問題ありません。

観光に行くなら、なるべく治安の良いところを選びたいですよね。治安の良いところとして知られているのが八幡東区です。八幡東区は高級住宅街があるような地域ですので、比較的治安が良いとされていますね。もちろん、たまにはガラの悪い人達も見かけますが、他の地域と比べれば少なく、治安の良い場所と言えます。

若松区も治安が良い地域として知られています。実は暴力団組織がいくつもあるとされているのですが、特に大きな問題が起きていないのが理由ですね。グリーンパークという場所があり、家族やカップルが沢山来て遊んでいますので、昼間であれば安心です。夜間はどうしても危険性が上がってしまいますので、昼間に行きましょう！

北九州の治安は、他の県と比べれば良いとは言えません。とはいえ、犯罪数は減っていますので、以前よりは良い状態になっています。10年程前と比べると犯罪件数は約半分とされていますので、警察や地域がどれだけ努力してきたが分かりますよね。

犯罪率が減っている理由は、暴力団員の減少も関係しているようです。これは北九州に限らずですが、暴力団への取り締まりが年々厳しくなっている為、中々稼げぎにくく、組織が縮小傾向にあるのです。まだまだ安心出来る状況では無いのかもしれませんが、少しずつ良い状況になっているのは嬉しいですよね。

北九州は「修羅の街」と呼ばれていることをご存知でしょうか？なんだか漫画に出てきそうな名称ですよね。修羅の街と呼ばれるようになった理由は、ネットで北九州がどれだけ危険な地域なのかが紹介されたからです。ネットで騒がれた内容はほんのごく一部のことなので、住んでいる方の中には、修羅の街と呼ばれることに腹立たしく思っている方もいます。

チンピラと聞くと、ガラの悪い人をイメージしますよね。実はこのチンピラやヤクザという言葉は北九州から生まれた言葉とされていますあ。それくらい、昔からガラの悪い人達の文化が浸透していたことが分かりますよね。因みに、チンピラという言葉は「下っ端のヤクザ」という意味とされています。

上記ツイートは、他の県の人からすると衝撃的な内容かもしれません。北九州は暴力団がとても多いので、ツイートの内容のような講演が開かれることがあります。学校でもしっかりと対策をしておかないと、危険な地域ということですよね。

治安が良いとされる日本であっても、やはり夜間は危険性が高まります。観光の際は、絶対に夜間の一人歩きはしないようにしましょう。繫華街の表通りで、人が周囲にいれば問題ありませんが、人気の少ない場所はとても危険です。特に女性の一人歩きは危険ですので、同伴者を必ず連れていきたいですね。

ひったくり犯罪を防止する為にも、歩きスマホはやめましょう。歩きスマホをしている時は非常に無防備ですので、ひったくり、スリ、痴漢など、あらゆる犯罪が起きうるのです。また、歩きスマホをしていると人にぶつかる可能性も高まります。そのぶつかった人がガラの悪い人であった場合、トラブルになるケースも考えられます。ガラの悪い人にぶつかることのないよう、前を向いて歩きましょう。

暴力団やヤンキーの存在について説明しましたが、実は本当に危ないとされているのは「半グレ」と呼ばれる人達です。半グレは暴力団組織に所属していない悪い人達を指す言葉。暴力団員にはルールがあり、一般の人にはあまり手を出さない方も多いのですが、半グレの人達にはルールがありませんので、トラブルになりやすいと言えます。

もしも犯罪に巻き込まれてしまったら、自分で解決しようとせず、警察を頼りましょう。自分で解決しようとしてトラブルが悪化するケースも十分に考えられます。また、自分じゃなくても、周囲の人がトラブルに巻き込まれていた際は通報した方が良いでしょう。

北九州は怖い地域というイメージが強くなったかもしれませんが、良い部分ももちろん沢山あります。その一つが「人間性」です。北九州の人達はとても義理人情に厚いことで知られており、暖かい人間性を持っているのです。確かに怖い人も沢山いるのですが、明るくフレンドリーで優しい方も沢山いますので、すぐに仲良くなれますよ！

北九州には有名グルメも色々あります。とんこつラーメンも美味しいですし、北九州発祥である焼うどんも大人気です。また、九州は魚介類が美味しいことでも有名で、東京では高級レベルのものが、気軽なお店で食べられてしまう程です。観光に行かれた際はグルメも楽しみましょう！

物価が安いのも北九州の良いところ。東京や大阪といった都市は物価が高いですよね。そして、田舎に行く程物価が下がっていきます。福岡市はまだ物価が高いのですが、北九州市は物価が安い傾向があり、とても生活しやすい場所と言えますね。

こちらのツイートでは、なぜか道端に日本刀のおもちゃが落ちており、驚いた様子が書かれています。治安が悪いとはいえ、道端に日本刀が落ちていることは中々ありませんよね。しかし、北九州ではその可能性が全く無いとは言えないため、とても驚いたようです。過去には手榴弾があったという話もありますので、何か危険そうな物が落ちていたら注意して下さい。

こちらは福岡県の犯罪発生率マップが紹介されているツイートです。かつてはとても治安が悪いとされていた北九州市も、現在では犯罪が減少傾向にあります。また、左下に北九州市のマップがありますが、やはり小倉北区が犯罪率が高めとなっていますね。小倉北区を歩く際は、表通りを歩くようにしましょう！

今回の「北九州の治安って今でも悪い？現在の治安状況と悪いと言われる理由を解説！」はいかがでしたでしょうか？北九州がなぜ治安が悪いのかから、現在の改善状況、観光する際の注意点などを解説させて頂きましたが、普通に観光出来る良い街ですので、気軽に旅行にいきましょう！ガラの悪い人とトラブルになってしまうと大変ですので、怖そうな人達にはあまり近づかないことをおすすめします。

今回は北九州の治安状況について解説させて頂きましたが、他にも地域の治安に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。