DMM AUTOをやってみた!
CASHの車版とも言われる即時車査定のDMM AUTOにて、当社のトヨタ ハリアーを早速見積もりにだしてみました。
価格は→ 2,050,000円
平成26年5月新車購入、走行2.5万キロ、事故なしの結果です。
オプションゼロの車なので個人的には満足な金額です。
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写真を撮る箇所や流れも至ってカンタン。
※1:ボディカラー、ハンドルの位置、総走行距離、車の状態、車検証記載の所有者氏名、車の保管場所
売却を決めたらあとは必要書類に記入して投函、現金の振込を待つだけという流れ。
これ、実際高値で買ってくれるなら革命的だし、手間全然かからないし。眠ってるオンボロカーとか売るのも面倒、みたいな人にも需要ありそう。
下記の動画で流れが分かりやすく説明されています。
DMM AUTO サービス利用方法
公式サイト
https://auto.dmm.com/
ただ、実際使ってみた人がどうだったのか?どんな感想や評価をしているか?は気になるところ。
そしてこのサイトの一番の命題「限界まで高く売る」という部分も踏まえて最適な売却方法についても詳しくまとめてみました。
この記事の執筆が2018年8月なので、サービスのローンチから2ヶ月しか経ってないのですが、評判はそれなりに出てきました。
ハリアーの2年落ち2.5万キロを査定に出した結果で205万円。
ご本人は満足されているようなのでオールオッケーなんですけど。
ハリアーの新車車両本体価格は294万円~460万円と幅が広く、肝心のグレードがわからないのでなんとも判断しようが無いですが、当サイトで出した平均買取額よりは若干安いですね。
※52.1万円アップに成功した我が家の一括査定体験談をできるだけ現場の様子が分かるよう赤裸々に!
こちらはフォルクスワーゲンゴルフを査定に出された結果。
グレードも何も全く分からない(新車価格は159万円~549万円)のでこちらも高いか安いか全く判断できませんがご本人が満足されているならそれでよしと。
ちなみに、「二束三文だと思っていた」とおっしゃっていますが、6年落ちなら全然二束三文じゃない可能性高いです。
著者は12年落ち12万キロのエクストレイルでも52万円で売れましたからね。
BMWアクティブハイブリッド3は車両本体が700~800万円オーバーなはずなので…
130万円だと当然査定結果には満足できないのも頷けます。ただ年式も何もないので一概には言えず。
DMMオートでは輸入車も当然売れますが、買い取れない条件も設定されています。
盗難車とか差し押さえ車、メーター改ざん車などの車は当然として、利用の際に注意すべき「該当するかもしれない」点は赤字で示しています。
国産の普通自動車はもちろん、軽自動車や輸入車も売却が可能です。 一部、市場価格が判断できない希少車などに関しては売却出来ない場合がございます。
また、以下に該当するクルマは売却出来ません。
・日本国内で登録されていない、又は登録できない車両
・盗難車、接合車、走行不能な車両 ・車台番号、走行距離計が改ざんされ又は故障している車両
・名義変更に必要な書類(車検証原本や自賠責保険証原本を含む)を完備していない、又は取得することができない車両
・質権、譲渡担保契約その他の担保権が設定されている車両
・差押え、仮差押え、仮処分、その他強制執行若しくは競売の申立ての対象となっている車両 ・未納の反則金又は放置違反金がある車両
・メーター交換車、(メーター改ざん車)、走行距離不明車 ・車検不適合車 ・事故現状車
・並行輸入車 ・鍵を紛失し開錠やエンジン始動が不可能な車両
・車検証上の所有者名義と使用者名義が異なる車両
・所有者または使用者が法人名義の車両
・事業用自動車(緑ナンバーや黒ナンバー)
・所有者が死亡している車両出典:DMM AUTO公式
事故車や法人名義車両が売れないのはちょっと残念。
事故車については上手な売り方についてまとめていますので下記を参考に。
そして法人名義車両の売り方についてもまとめています。
あとはホリエモンこと堀江貴文さんが下記の評価。
こちらは悪い評価というよりは、市場を取りに行くのは難しいんじゃない?という意見。
まあ、凄まじく古い体質でやっている業界ですから…利権云々も凄いのは想像に難くないという点ではそうかも知れません。
実際にアプリを使った人たちがアプリストアで評価している内容も参考になります。
目立ったものをピックアップ。
自分の車がいくらで売れるのか知りたかったのですぐに結果が出てよかったです!
こんなにスピーディーに車が売れるとは思ってませんでした笑 革新的アプリだと思います。
こういうアプリを待っていました。使いやすいですね。
とりあえずざーーっと見てみたのですが、UI(ユーザーインターフェイス)つまり「使いやすさ」を評価する内容ばかり。
実際に高く売れたかどうかを言及する内容は全然ありませんでしたね。うかつなこと言えませんけど、若干サクラの香りがしないでもない。
すぐ落ちて、先に進まない。
金額が出るまではすごく早かったけど買取店より大分安かったので今回は見送らせてもらいます。
3分で入力力可能と言っても、最後まで入れて値段が出ないのはいただけないですね。データだけ取られ損という感じで。
あとは「査定完了まで進まない」という内容もちらほら。
まだリリースして間もない状態でもあるので、こういった内容はバージョンアップで徐々に改善されていくでしょう。
また、「レシート買取アプリ」として話題になった「ONE」ともコラボしています。
最近流行りつつある「買取アプリ」ですが、そもそも車みたいな高額なものがなんで写真を撮っただけで査定できるのか?という疑問は誰しも思うところ。
そもそも論として、車買取査定の仕組みがわからない人でも、「査定して買い取ったはいいけど状態の悪さがあとで見つかったりして思った以上に価値が下がるとか無いの?」という余計な心配もしちゃいますよねぇ。
これには運営側としてしっかりした理由があるようで、要するに店舗も無ければ査定士もいない。
接客もないので従来のビジネスモデルよりも圧倒的にコストを下げて運営ができるからだそう。
それによって、状態が思ったよりも悪い車を仕入れたとしても既にそのロスを折り込んだ上で買い取り、結果として利益がしっかり残るビジネスモデルになっている、ということらしい。
まあ確かに固定費がほぼ無いのはかなりでかい。著者も小さいながら13年以上経営してきて固定費の恐ろしさは重々身に染みてる。
また、査定にはDMMが独自で持っている中古車買取相場価格をリアルタイムでAIが分析して判断しているとのこと。
AIなので、今まさにテレビなどで話題になった車など多角的な視点で査定することも可能になっているという。
うーん、なんだか凄い仕組みで回しているんだなっていうのは伝わってきます。頭いい人がすごーい仕組みを考えたんでしょうね…(←情弱)
超手軽にスマホ一台で査定を受けられる仕組みはこれまでの訪問査定や持ち込み査定と比べれば、手間を考えると革命と言っても良いでしょう。
UIもかなり研究されているし、若い世代にも受けが良さそう。
「とりあえずいくらか知りたい」という場合は全然使ってみても良いアプリなのは間違いない。
また査定に持っていくのは面倒でヤダ、いちいち業者とやり取りしたくないし、という人の場合もササッと気軽に利用できるので使い勝手は良いと言えますね。
DMMオートの使い勝手が良いのは十分理解できたんですが、肝心の高値売却ができるかどうかは実際やってみないと分からない。
またDMMが一番高く売れるかどうかも全然わからないのは正直なところ。
どうせ売るなら予想以上の高額買取をお願いしたい!という人の場合はやっぱりDMMオートだけで終わらせてはダメです。
高額買取の超基本は「如何に業者さんたちに競ってもらうか」この一点しかないのも事実。
もちろんDMMオート単体よりも手間はかかりますが、それでも下記のような査定差額が出るとすれば話が変わってくる人も多いはず。
比較見積もりするだけでこれだけ差額でます。
たくさんの業者に見てもらうほど査定額がグングンあがりやすくなるため、手間を惜しまずやれる!という人ならぜひ複数業者に見てもらうのがおすすめ。
そして、どうせならできるだけ手間をカットして一気に見てもらうほうが嬉しいんですけど、これは著者が実践してみて、高値売却にも効果バツグンだったためかなりおすすめしたい方法があるんですよね。
これ以上書くと長くなので、続きについては下記記事をぜひ参考にしてみて欲しいです。
どうせたくさんの業者に査定してもらうなら、一気に一度にドバっと見てもらいましょう。結果として凄まじい破壊力を生み出す効果があったということがやってみて分かりました。
アプリでパシャッと撮れるのがDMMオートのウリですが、車査定なんて一生のうちに何回もするもんじゃない。
このアプリも一回使ったらどんなに少なくとも数年は使うことがないのでインストールしてもすぐに使わないアプリになっちゃいます。
アプリが多すぎてこれ以上入れたくないって人も多いハズ。
ということで、DMMオートはインストール不要のWEB版を使うほうが邪魔くさくなくておすすめ。
DMMが70億円で買収したことで話題になった株式会社バンク (本社:東京都渋谷区、代表取締役兼CEO:光本勇介氏)が運営する「CASH」も車買取のサービスをローンチしました。
買い取りの仕組みはDMMオートと基本同じ。スマホで撮影したら査定してくれるわけですが、根本的に違うのがその場で即50,000円がCASHウォレットに入金されるというもの。
中古車業界大手のネクステージと連携することで実現したサービスですが、同じDMMで異なる2形態の車買取サービスを走らせるなんてさすが異端児DMMと言ったところでしょうか。
亀山社長自身も「カオス」と言い切ってます。
5万円即日で貰えることに最大限の価値を見いだせる人ならアレなんですが、どうせならDMMオートで査定してもらって、5万円以下ならCASHに売るという感じでしょうか。
スッと理解するにはなかなか難しい印象ですが、、、賢い人達は奥の奥まで考えている、のかな?
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