ヤンキースは19日、先発左腕ジェームズ・パクストン(30)をマリナーズからトレードで獲得した。交換要員は若手有望株のマイナー3選手。それでも、西武からポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦する菊池雄星投手(27)の獲得に向かう方針に変更はないもようだ。チーム関係者が「パクストン加入が決まっても、コービン(DバックスからFA)ら先発左腕のさらなる獲得がいまだに優先事項だ」と語った。米放送局MLBネットワークのモロシ記者がツイッターで報じた。
菊池については、ハル・スタインブレナー・オーナーが15日に「スカウト会議で彼のビデオを見て、議論した」と興味を明言。4月はスカウトが日本で登板を視察し、今月のGM会議で菊池について聞かれたキャッシュマンGMも「左腕は常に重宝される」と語った。