大卒ルーキーが、アジア杯の代表入りへ、静かに闘志を燃やしている。今年、流通経大から川崎に加入、主力としてJ1連覇に貢献した守田だ。
9月のコスタリカ戦では、途中出場でサイドバックとして代表デビューを果たした23歳は「今回は、ボランチとしての出場になると思う。ベネズエラ戦(16日)では、ボランチ2人(遠藤、柴崎)が機能していた。アジア杯まで、アピールする場はこれが最後。ポジショニングや、あとはゴール、アシストは必然的に狙っていかないといけない」と活躍を誓った。
昨年12月、流通経大が優勝した全日本大学選手権でMVPに輝いてから、1年足らず。成長著しいMFは「(アジア杯の代表に)しっかり選ばれ、スタメンを取っている姿が一番理想。ただ、それは周りの人が評価すること。それに値するプレーをしたい」と、この絶好機を逃さないつもりでいる。 (関陽一郎)