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【サッカー】

オランダ、ドイツとドローで4強入り

2018年11月21日 紙面から

ドイツ戦で終了間際に同点に追い付き、喜ぶオランダ選手=ゲルゼンキルヘンで(AP・共同)

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◇欧州ネーションズL オランダ2-2ドイツ

 【ロンドン原田公樹】サッカーの欧州ネーションズリーグは19日、ドイツのゲルゼンキルヘンでリーグA1組の1試合が行われ、オランダが2-2でドイツと引き分けて勝ち点7として、準決勝進出を決めた。既に日程を終えていたフランスと勝ち点で並び、直接対決の得失点差で上回った。ドイツは同2。リーグAは12チームが4組に分かれて争い、各組1位が突破。4強の顔触れは2016年欧州選手権王者ポルトガル、オランダ、イングランド、スイスとなった。準決勝と決勝は来年6月にポルトガルで行われる予定で、組み合わせは12月に決まる。

 0-2で迎えた後半40分、オランダはFWプロメスが1点を返した。勢いを増すと、主将でセンターバックのファンダイクを前線に上げて猛反撃。右クロスが流れ、そのボールをファンダイクが右足ボレーで同点弾をたたき込み、土壇場でドローに持ち込み、4強入りを決めた。ファンダイクは「すごくいい気分だ。チームメートのことを誇りに思う」と胸を張った。

 オランダは2014年W杯で3位に輝いたが、16年欧州選手権、18年W杯と連続して欧州予選で敗退。今年2月からチームを率いたクーマン監督が世代交代を進めて戦い方を刷新し、立て直した。

 指揮官は「ドイツはいつも終盤にゴールを決めるチームとして知られるが、今日はオランダが最後にゴールを決めた。決してベストの戦い方ではなかったが、勝ち点1は取った。これからもっとよくなる」と高らかに宣言した。

 

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