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【芸能・社会】

野村周平主演で「僕キミ」ドラマ化 テレ朝系で来年1月スタート

2018年11月21日 紙面から

切なくも美しい純愛ドラマで初共演する野村周平(左)と桜井日奈子

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 人気俳優の野村周平(25)が、来年1月にスタートするテレビ朝日系土曜ナイトドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」(午後11時15分)で主演する。重い心臓病を患い20歳まで生きられない主人公の少年と、その少年を全身全霊で愛する少女の純愛物語。ヒロインの少女役は、女優の桜井日奈子(21)が演じる。

「僕の初恋をキミに捧ぐ」第10巻表紙原画のイラスト(C)青木琴美/小学館

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 累計発行部数800万部を超える青木琴美さんの名作漫画を原作に初ドラマ化。小さなころから心臓病で入院する逞(たくま=野村)と、主治医の娘・繭(まゆ=桜井)。幼いころ、逞は繭に「大人になったら僕のお嫁さんになってください」とプロポーズする。「20歳になったら絶対よ!」。そう答えた繭との未来を信じて疑わなかった。しかし、自分が20歳まで生きられないと知り、繭を悲しませないために距離を置くことを決意するが…。

 迫りくるタイムリミットに悩み苦しみ、必死に運命にあらがおうとする高校生2人の切なくも美しいヒューマンラブストーリー。原作は2005年から08年にかけて「少女コミック」(小学館)で連載され人気を博した。09年には映画化され、興行収入21・5億円の大ヒットとなり、“僕キミ”ファンを増大させた。

 今作について野村は「ただキュンキュンしているドラマではないというか、心臓病と向き合う中での葛藤や繭にどう接していけばいいのかなど、そういう人の心の部分が、とてもしっかりと動く作品」と語り、「原作の読者の方に恥じないような作品にしますし、いろんな人たちとの絡み合いや人間関係の心のもつれなどを、しっかりと表現できたらいいなと思っております」と意気込む。

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◆ヒロインは桜井日奈子

 また、初共演となる桜井については「とても落ち着いている方ですね。桜井さんのお芝居を見て、自分も成長させていただけたら」と話している。

 桜井は「原作を読んだときは感動してポロポロ涙が出てきてしまいました。そういう作品の良いところをちゃんとドラマでも表現できたらなと思いますし、精いっぱい頑張りたいです」と気合を見せている。

◆恋のライバル馬場ふみか

 共演陣には個性豊かなキャストがそろう。熱い恋のライバルに馬場ふみか(23)、松井愛莉(21)、高校生活を彩る仲間に矢作穂香(21)、岐洲匠(21)、富田健太郎(23)、福本莉子(17)。さらに主人公が通う病院の看護師役に是永瞳(23)が登場するほか、真飛聖(42)、石田ひかり(46)らの出演も決まっている。

◆幼いころ結婚の約束も

 【第1話あらすじ】逞が8歳のころ、入院している逞のそばにはいつも、同じ年の繭がいた。ある日、病室を抜け出して逞と繭は夜空を仰ぎながら結婚の約束を交わす。7年後、15歳になった逞は名門私立高校に入学。新入生代表のあいさつで女子生徒の顔を見て驚く。それは繭だった。

 全校生徒を前に、繭は大声で「この私から逃げようなんて百万年早いのよ! ぜったいに逃さないからね!」と逞へ向け宣言。自分の病を知って初恋の相手・繭から遠ざかろうとした逞は、猛勉強してまで自分を追いかけてきた繭に戸惑う。「せっかく終わりにするって決めたのに」-。自分の命のタイムリミットについての記憶が、逞の頭の中でよみがえる…。

 

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