松坂世代だからかなりのベテランではある。この外国人選手は珍しい使われ方をした。

大学を出て2002年、ドラフト6巡目でパイレーツへ。Baseball Referenceには、若いころの写真が載っている。

キャリアSTATS

Erdred


長距離打者として期待され、2005年にはメジャーに昇格し12本塁打を打つが、荒っぽい打者でMLBに定着できず。

2007年にFAとなりホワイトソックス、ナショナルズと渡り歩くがメジャー昇格できず。ロッキーズでは4番でスタメン出場をするが故障。2012年にタイガースに移籍するも6月にリリースされた。
四球が少なく三振が多い打者だった。
このシーズン途中から広島に加入して11本塁打、翌年も期待されるが4月に骨折。右手首後半千に復帰して活躍して残留。2014年に37本で本塁打王。この年、唯一の規定打席に到達。

以後も中軸打者として活躍したが、故障が多く一度もフル出場せず。しかし出ればそこそこの成績を残すので首がつながってきた。

外国人打者と言えばフル出場して結果を残してなんぼ、という印象があるが、エルドレッドは中軸打者の穴埋め的な使われ方で7年もやってきた。
年俸も1億円前後とそれほど高くない。広島はこの程度でいいと思っていたのだろう。珍しい役どころだ。

今いるバティスタやメヒアも今後は、同じような起用になるのではないか。丸が退団すれば多少は出番が増えるだろうが。

2016年オフに2年契約をしたが、契約満了にともない退団。さすがに長打力も衰え、使えなくなったのだろう。

本人は現役続行のつもりだが、若返りが進んでいるNPBでは厳しいのではないかと思う。


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