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「スマホ決済サービスだけでどこまで買い物できるか、試してみたい」――先日、観光で北京に向け出発する際、筆者はそう思い立った。
中国ではアリペイ(Alipay:支付宝)やウィーチャットペイ(WeChat Pay:微信支付)といったQRコードを使う決済サービスが普及しており、現金を持たない人もいるとか。そこで、アカウントを開設できたら、どのように買い物ができるか試してみようと考えたのだ。
ネットを調べてみると、ウィーチャットペイに関しては「地球の歩き方(ガイドブック)にアカウントの作り方が書いてあった」などという話が見つかり、それを参考にアカウントを作成した。大まかには、ウィーチャットのアカウントを開設後、クレジットカードを登録して「実名認証」をする。それができたら中国元をチャージする。
チャージ方法は一様ではないが、今回は「ポケットチェンジ」を利用した。これは海外旅行時に余った通貨を様々な電子マネーやギフトカードに交換できる両替機だが、交換先の1つとしてウィーチャットペイを選べる。アリペイには対応していないが、ポケットチェンジによると前向きに導入を検討中だという。
ウィーチャットペイのアカウント開設方法と使用法、注意点に関しては、「地球の歩き方 D02 上海 杭州 蘇州 2018-2019年版」(ダイヤモンド・ビッグ社)が詳しい。筆者は無事、出発前にウィーチャットペイのアカウントを開設し、中国元をチャージすることができた。