西武から国内FA権を行使した浅村栄斗内野手(28)が18日、東京都内で楽天との初交渉に臨んだ。楽天は背番号3と、4年総額20億円程度とみられる大型契約を提示。石井ゼネラルマネジャー(GM)は会談後に「なかなかああいうスペシャルな選手は出てこない。いい決断をしてほしい」と改めて高評価を口にした。
ソフトバンクとオリックスも獲得に関心を示している。浅村は他球団とも交渉中であることから、取材には応じなかった。石井GMは自らの経験を踏まえ「移籍することで選手としても人としても幅が広がる。経験せずに終わるのはもったいない」と口説いたそうで「自分たちの気持ちは伝わったと思う」と話した。