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2018年11月20日 紙面から
ダッシュで調整する鈴木博=ナゴヤ球場で(中嶋大撮影)
中日の新人・鈴木博志投手(21)が19日、初の契約更改に臨み700万円アップの2200万円でサインした。今季チーム最多の53試合に登板した右腕は来季の目標に「1年間1軍、60試合、防御率2点台」を掲げた。2年目の藤嶋健人投手(20)は660万円アップの1200万円でサイン。来季中の完投勝利を宣言した。
もっとできた-。そう思うから700万円アップでサインしても表情は崩せなかった。「金額を上げていただいたことはうれしかったです。でも今季の成績は納得いくものではありません」。鈴木博の顔には悔しさがにじんだ。
即戦力として期待され入団した今季。開幕当初から勝利の方程式の一員として頭角を現すと、最終的にはチーム最多の53試合に登板。7月には抑えも経験し、4勝6敗4セーブ、防御率4・41の成績を残した。
「最初は開幕1軍に入れるとも思ってなかった」というスタートにしては上々の数字。だが課したハードルを越える度、さらなる高みにたどり着きたくなった。「来年は今年以上の成績を残したい。1年間1軍で戦って60試合以上に投げたい。防御率も2点台で」と自らに課した。(金額は推定)
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