武雄の新しいキャッチコピーづくりに参加し、決定した「それ、武雄が始めます。」を発表したワークショップの市民

 武雄市の新しいキャッチコピーが「それ、武雄が始めます。」に決まった。「面白い、新しい、大事な『それ』を武雄が始める」というイメージで、「私がやる」という約束や宣言にもつなげる。コピーに合うロゴマークも公募して、武雄をアピールする。

 約60人の市民が武雄のイメージや目指す姿を話し合った3回のワークショップを経て、東京のコピーライター中村禎ただしさんが提案した3案から選んだ。17日の「たけおの物産まつり」の会場で発表された。

 小松政市長は「新幹線開業を4年後に控え、どんな町にしていくのかを考えるタイミングと考えてキャッチコピーづくりを進めた。『誰か』ではなく『武雄が』『私たちが』始める町にしていこう」と呼び掛けた。

 「それ、武雄が始めます。」は、「前例をつくるまち」「全員アイデア、全員アクション。」とともに提案された。3日にあったワークショップで支持したグループが最も多く、「武雄を自分や会社の名前に変えれば、いろんな宣言に応用できる」などの意見が出た。中村さんは「武雄で暮らす人のイメージづくりがブランディングにつながる」と説いた。

 市は今後、1月中旬までキャッチコピーに合うロゴデザインを募る。審査で絞り込んだ作品で市民投票を行い、3月中旬にロゴを決定する。