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元山口組大物組長の「自伝映画」撮影、公開に向け高まる緊張

2018.11.12 16:00

「後藤元組長は、六代目体制でモノを言う人物でした。役職をかさに命令されても、納得できなければ反論し、行動する。その気概が周囲からも認められていたため除籍処分に抗議した13人の直系組長の連名談判状が出され、山口組を揺るがす騒動となりました。

 除籍に抗議して処分を受けた組長のなかには分裂後に神戸山口組に移った者もいる。後藤元組長は神戸の井上邦雄組長とも親しいことから、分裂後、引退していたにもかかわらず神戸側に合流すると噂されました。実際には後藤元組長は一切動かず、表にも出てこなかった。だからこそ、映画制作の話は暴力団関係者に“なぜ、このタイミングに”という驚きを与えているのです」

◆ロケ地の許可に難航

 どんな内容なのか。映画に協力する関係者が語る。

「撮影は8月から始まり、11月にはクランクアップ、年明け公開予定だそうです。監督は『パッチギ!』などを撮った井筒和幸氏。そして主演は、当世一番人気の音楽グループのメンバー。

 制作費は4億円で、後藤元組長も全面協力しているようです。後藤元組長には20万部のベストセラーになった自伝『憚りながら』があるが、それが原作ではない。六代目側に配慮し、除籍騒動には触れず、彼が成り上がるまでを描く内容になっている。登場人物には実在のモデルがいますが、『仁義なき戦い』のように仮名にしている。撮影は東映のスタジオを借りているほか、群馬、岐阜でもロケが行なわれています」

 ただし、映画公開までには障壁も多いという。

「後藤元組長は、六代目体制でモノを言う人物でした。役職をかさに命令されても、納得できなければ反論し、行動する。その気概が周囲からも認められていたため除籍処分に抗議した13人の直系組長の連名談判状が出され、山口組を揺るがす騒動となりました。

 除籍に抗議して処分を受けた組長のなかには分裂後に神戸山口組に移った者もいる。後藤元組長は神戸の井上邦雄組長とも親しいことから、分裂後、引退していたにもかかわらず神戸側に合流すると噂されました。実際には後藤元組長は一切動かず、表にも出てこなかった。だからこそ、映画制作の話は暴力団関係者に“なぜ、このタイミングに”という驚きを与えているのです」

◆ロケ地の許可に難航

 どんな内容なのか。映画に協力する関係者が語る。

「撮影は8月から始まり、11月にはクランクアップ、年明け公開予定だそうです。監督は『パッチギ!』などを撮った井筒和幸氏。そして主演は、当世一番人気の音楽グループのメンバー。

 制作費は4億円で、後藤元組長も全面協力しているようです。後藤元組長には20万部のベストセラーになった自伝『憚りながら』があるが、それが原作ではない。六代目側に配慮し、除籍騒動には触れず、彼が成り上がるまでを描く内容になっている。登場人物には実在のモデルがいますが、『仁義なき戦い』のように仮名にしている。撮影は東映のスタジオを借りているほか、群馬、岐阜でもロケが行なわれています」

 ただし、映画公開までには障壁も多いという。

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