トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

ボクシング連盟騒動乗り越え 成松、連覇で8度目V

2018年11月19日 紙面から

全日本8度目の優勝を果たした成松=水戸桜ノ牧高常北校体育館で(藤本敏和撮影)

写真

 アマチュアボクシングの第88回全日本選手権は18日、茨城・城里町の水戸桜ノ牧高常北校体育館で各階級決勝を行い、ライトウエルター級で成松大介(28)=自衛隊体育学校=が、同門の秋山佑汰(24)に3回判定5-0で勝ち、通算8度目の優勝を連覇で飾った。秋山に手数で押される場面もあったが、正確なパンチでジャッジにアピールし、接戦をものにした。

 今夏、日本ボクシング連盟は、日本スポーツ振興センターが成松へ支給した助成金を不適切流用したことが発覚、山根前会長が辞任する騒動があった。「あの時期は朝から晩までテレビをつけたら自分の顔が出てて…。心身がボロボロにもなった時期もあった。ただ、その中でコンディショニングの大切さなどにも気付くことができました」。騒動も乗り越え、東京五輪への道を再び歩みはじめている。 (藤本敏和)

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ