ご訪問ありがとうございます。
先にリブログさせていただいた、
ひまわり先生の記事
の仕組みとしての解決策が、
大津先生の「早期からの緩和」であり
(廣橋先生などの二人主治医制も同様)
押川先生の「アクティブ緩和」
(緩和的抗がん剤治療、緩和の手段としての
抗がん剤治療)
なのではないかなぁ、
と私は理解しています。
(今の現状が、ひまわり先生の書かれている
状況だとすると
~私の通う病院は、医療の『心』としては、
そうでもないような気はしますが、
緩和病棟がなく、緩和医療面が一患者としては
「よく分からない」~)
病院も法人としての経営があり、また、
人間の集まりであり、
医師も人間である以上、
個々の病院や医師の問題は、
如何ともし難い、難しいところなので
(どんな仕事でも、個々人の差、バラツキはあり、
究極のところ人間性を問われる部分は、
すぐに何とかできるものでもなく残ろうかと思う)
個々の素人患者が、患者として取れる策も
「早期からの」(早い段階からの)
緩和ケアなんだろうな、
と思いますので、
大津先生の記事をリブログさせて
いただきます。
「
緩和ケア=治療しないこと、
という誤解が再生産され続けて
しまっているのですね。
」
私も、4~3年前の初期治療時には、
「緩和」といえば、終末期の、
緩和病棟、ホスピス、看取り、
のイメージしかなく、
それだけを気にしていました。
「
治療を受けたいから、
緩和ケアも並行して受けるのです。
ただし、病気が非常に進行した場合は、
逆になります。
無理に治療することは、
余命の短縮に影響しますので、
その見極めが重要になります。
早い段階から緩和ケアにかかることで、
その見極めが、医療者とともに為しやすい
という特性もあります。
治療したいという希望があるならば
なおさら緩和ケア外来に通院するのが
良いと思うのですが、
そのような情報は知られていません。
」
ひまわり先生は、見極めは医師の仕事である
と書かれていました。
確かに、素人患者には、
医療者としての判断はできません。
しかし、その見極めの見解を受けて、
最終判断をするのは、やはり患者本人、
本人の納得性だと、私は思います。
※私は、無理に治療を続けようとは思っていないので、
見極めに従って判断すると思いますが、
それは初期治療の諸々の経験を経てきたからであって、
そう思えない患者がいても、それはそれ、
患者(や家族)の判断である、とは思います。
私は、 医師には、
プロとしての的確な判断を
正確に伝えていただきたい、と思います。
※ 本来的には、そうあるべきではないかと
思いますが、
患者や患者家族も様々でしょうから、
伝え方が難しいのだと思います。
そこまでの治療で築いてきた信頼関係、
治療医とのコミュニケーションが大切であり
治療医と緩和医の二人主治医制、
早期からの緩和ケアといった仕組みも
それを支援する仕組みなのだと思います。
私は、主治医を信頼していないわけでは
ありませんが、
見極めに際しては、
治療医側の主治医と、緩和医療の専門医の
双方の意見を聞けた方が良いと思います。
(両方担っている押川先生のセカンド
オピニオンは受けてみたいと思うし、
それ以前に、積極的治療の最中には、
セカンドオピニオンを受けたい先生方は他にもいます)
緩和病棟のない病院に通っていますから
終末期の緩和を託す病院、医師も
見つけなきゃ(決めなきゃ)ならないし、
初期治療の時よりは、医療も変わって
きている(少し進歩してきている)
と思うし、
自分に抗がん剤の経験もあり、
がん治療についての知識も増えたので
(治らない、共存を受け止めたし)
転移が判明したら早めに緩和ケアに行こう、
その前に、緩和の知識は学びつつ、
行き先も検討中
ってとこです。
抗がん剤治療中の緩和も、
「
できる治療を行えるように、
抗がん剤等の副作用対策も
担当医が行ってくれているものに
+αで行うことにより、
心身の負担軽減と円滑な治療継続を
目指します。
」
という先生の緩和ケア外来に通うか、
セカンドオピニオンを受けていたら、
心強いよね、
とも思っています。
その辺りを具体的に考えて納得性をもって
理解できたことは、
ブログトラブル後も、何とかしようと
1年対処し続けてきての気付きも含め、
私にとっての収穫、進歩です。