太陽光のソーシャルレンディングから盛大にしゃぶった。落選政治家に恩を売り、ロビー活動とは「口利き」か。
2018年12月号 BUSINESS [落選政治家の醜業]
民主党のホープ、細野豪志衆院議員に「裏金」5千万円を貸し付け、世間を騒がせたソーシャルレンディング会社の隠れた全貌がついに浮かび上がってきた。当のグリーンインフラレンディング(GL)と親会社JCサービス(JCS、中久保正己社長)は7月、金融庁が仲介業者のmaneoマーケット(瀧本憲治社長)に業務改善命令を出し、環境省もJCSに補助金の全額返還を命じて以降、膠着状態だが、水面下では外堀が埋まりつつある。「9月頃から税務署が各地で開発中の太陽光発電所用地や、東京や以前本社のあった大阪で作ったあらゆる銀行口座、本社ビルに納めている入居保証金に至るまで、全資産に差し押さえを掛けています。社員への未払い賃金も請求が始まり、資金繰りは相当苦しいはず」とJCS元社員は語る。実はJCSは5月末時点から税金が支払えていない。「5月から新規採用された社員も多数いるのに、すでに経営が ………
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