度重なる作画崩壊で話題を集めてしまっているTVアニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない(以下、いもいも)』(TOKYO MXほか)。最近では「作画が安定してきた」との声もあるが、その一方で「作画がマシになったせいで物足りない」という、やや理不尽な声も上がっている。作画がどうなっているかチェックするために視聴を続けるアニメファンも多いようだ。
放送スタート当初の作画崩壊と比べると、比較的マシな作画になってきた『いもいも』。しかし、14日放送の第6話のエンディングクレジットには、現場がやや心配になる名前のアニメーターがいるとネットで話題を集めている。
■スタッフロールに「正直困太」!?
アニメ制作の要の存在と言える「原画」。エンディングクレジットによれば、『いもいも』は作画部と撮影部が解散している状態の制作会社・武遊が担当したり(なお、その回の作画崩壊は伝説級と言われている)、また海外も発注をしていた様子。
今回の第6話「俺と妹の白桜女学院文化祭」もアバンから作画が崩壊していたが、一部のシーンでギャグ顔などを駆使するなどして、なんとかやりきっていた。本格的に“力を入れるところだけ、力を入れる”というスタイルになっていた印象も受ける。
その中で発見された「正直困太」というアニメーター。エンディングクレジットによれば、正直困太は原画を担当しているという。まるで制作スタッフの心の声を表したかのようなネーミングだが、ネットでは「絶対狙っているでしょwww」「正直困太は草」と大ウケ。中には「最終形態は本当終太かな……」「いつか万策尽太さんになりませんように」という予測をする声も上がっている状態だ。
監督の古川博之氏は第2話放送時、Twitterで「悪魔が乗り移っているかのような様相であがってきた少女の顔を修正しながら、これエクソシストやん!って思いながら鉛筆を走らせてる(´▽`)」と愚痴のようなツイートをしていたが、現場の状況はあまり改善されていない模様。
それでも半分は折り返した『いもいも』。妹ヒロイン・涼花にバッチリ萌えることができる回はやってくるのだろうか。今後も注目していきたい。