日本ハムの清宮、新人・吉田にプロの心得伝授へ　食事会を計画

　日本ハムの清宮幸太郎内野手（１９）が１６日、ドラフト１位の金足農・吉田輝星投手（１７）と食事会を開くプランを明かした。吉田にとっては心強いサポートになる。

　清宮にとってはプロに入って初めての後輩。ましてや自分と同じく高校時代から大きな注目を集め、ドラフト１位でプロの世界に飛び込む。吉田は仮契約の会見で、カニが好物で北海道の海鮮を楽しみにしていることを明かした。それを聞いた清宮は千葉・鎌ケ谷での練習後、「機会があれば。自分も先輩にいろいろ連れていってもらった。北海道の海鮮は他とは違うと思う。どこもおいしいですしね」と笑顔をみせた。

　プロ入り後も注目の的になること間違いなしの吉田にとっては、清宮に聞きたいことだらけだろう。カニをつつきながらになるかは分からないが、野球のことはもちろんマスコミ対応や先輩との付き合い方など経験に基づいたアドバイスはプラスになること間違いない。

　前日、若手は矢野特命コーチによる講義を受けた。清宮は「野球をする上で心が大事という話だった」と感銘を受けた様子。その思いをこれからは清宮が後輩たちに伝えていく。　（土屋善文）