タレントで画家の片岡鶴太郎(63)が16日、東京都・赤坂のモンテカルロギャラリーで次男・荻野綱久(32)の個展「Black&Flash」(17~30日)の内覧会に出席した。8月下旬に左膝半月板を損傷し手術したが、「正座もできます。4時間ヨガをしてリハビリもしている。(病院の)先生も『ヨガいいんですねー』と言っていた」と順調な回復ぶりを語った。
綱久は20代までロックバンドで活動していたが、「画家になる夢を見た」後に2015年から本格的に筆を握った。黒を背景に多色を使った作品が特徴という。鶴太郎は「親子なのに(作風が)全然似ていない。本当にライバルと思っているのはモネ」と笑いつつ、「売れないバンドだった。やっと一本立ちした」としみじみ。綱久は「最高のスタートが切れそうでワクワクしている」と話した。