SNS利用に関して、あらためて次のことに注意を払ってください。
　スマートフォンやタブレット端末の普及により、WEB上のコミュニケーションサイトの利用が身近になりました。気軽に利用できる反面、安易な書き込みによって、自らのプライバシーが不特定多数の人々に露呈することになり、それが原因で犯罪に巻き込まれたり、プライバシーの侵害や誹謗中傷など自らが加害者になったりすることもあります。
　さらには、職業倫理や法律に抵触する等、他者への権利侵害が起こりうる可能性も生じます。他者の人権を守り育てる役割を担うため、情報の使用についての権利侵害に関しては、より鋭い関心をもって対応する力が求められていることを忘れてはなりません。
　書き込んだ内容は不特定多数の人が見ることを意識する必要があります。各自が椙山女学園大学の一員であることを自覚し、虚偽や不確かな情報は絶対に発信してはなりません。
　具体的には、次のような情報は絶対に発信してはなりません。
　　・誹謗中傷する内容
　　・他人のプライバシーにかかわる内容
　　・公序良俗に反する内容
　　・人種、民族、言語、宗教、身体、性、思想、信条等に関する差別的内容
　　・研究上、職業（アルバイト）上の秘密事項

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　椙山女学園大学　学長　後藤宗理