小柳聡候補の資産報告書の真実性に大きな疑問  政治家としての説明責任を果たせ

新潟市長選挙の小柳聡候補は、新潟市議会に提出した資産等補充報告書に借入金がないと記載しています(平成29年5月1日付作成分)。私が新潟市議会に確認したところ、この借入金には奨学金も入るとのことです。

他方小柳聡候補は、選挙運動の中で、自身が奨学金の返済をしていると明言していますhttps://twitter.com/KoyanagiSatoshi/status/1054614620839731200。

小柳聡候補が奨学金を借り入れているのであれば、資産等補充報告書には虚偽記載があることになります。

そのため、市民有志が小柳聡候補に公開質問状を送付しましたが、期限までに何ら返答がなかったということです。

ここで大きな問題は2つです。

1つめは、虚偽記載があったとすると、それ自体、政治家としての重大な説明義務違反になるということです。資産報告制度は、政治家の資産の増減を市民が把握することにより、政治家が不正な蓄財をしていないかを見るための重要な制度です。例えば、大きな借金がある政治家について短期間のうちに借金がなくなっていれば、市民は疑いの目を向けることができます。この制度は市民が政治家の不正を監視する意義を持つ制度なのです。よって、虚偽記載があったとすると、市民の監視を不正に免れることになりますし、政治家として許されないと考えます。

2つめは、市民からの質問状に対して回答もしていないことです。小柳聡議員は、以前、政治資金収支報告書の内容について市民から質問状を受け取った際に、政治資金収支報告書不提出の件で刑事告発が受理されていることを理由に説明を拒否しています。このように、小柳聡議員は政治と金に絡む問題について説明を避ける傾向にあります。市長を目指している人がこのように説明責任を果たさないということで本当に良いのでしょうか。

これらの問題は小柳聡候補の政治家としての資質に重大な疑問を投げかけるものだと考えます。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です