トップ > 中日スポーツ > 大相撲 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大相撲】

栃煌山5連勝 1横綱2大関総ナメ

2018年11月16日 紙面から

貴景勝(左)が押し出しで逸ノ城を破る

写真

◇九州場所<5日目>

(15日・福岡国際センター)

 高安をすくい投げで破り、全勝同士のサバイバル戦を制した栃煌山。4日目の稀勢の里戦に続き2日連続で結びの一番を制し、「5日間の中で一番いい相撲が取れた」と手応えを口にした。

 この日の白星で休場している横綱、同部屋で対戦がない栃ノ心をのぞく1横綱2大関を総なめ。けがによる低迷が続いた実力者が、再びスポットライトを浴びている。

 「けがして稽古できないときが多かった。どうしても力が落ちてる部分があって、歯がゆいことがあった」

 この1年を振り返ると弟弟子の栃ノ心が初場所で優勝。東前頭15枚目に低迷していた夏場所後には、栃ノ心が大関昇進を決めた。

 「頑張れる要因がたくさんあるんで…。結構、気合入りますね」

 刺激になった。もう一度、三役へ復帰し、その先の大関へと気持ちを高める。「落ちてる期間があってよかった」。はっきりとこう言える日がくることを、栃煌山は信じている。 (岸本隆)

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ