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【サッカー】

大迫「半端ない弾」決める! 勝利と流行語大賞ゲットだ

2018年11月16日 紙面から

ベネズエラ戦に向け調整を行う大迫(左)=大銀ドームで(平野皓士朗撮影)

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 サッカー日本代表は16日午後7時半から、大分市の大分銀行ドームでベネズエラ代表との国際親善試合に臨む。1トップで先発する大迫勇也(28)=ブレーメン=は、年末恒例の流行語大賞の候補に「(大迫)半端ないって」がノミネートされたことを歓迎。半端ないゴールで再び列島を沸騰させ、大賞確定を呼び込む。国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランクは日本50位、ベネズエラは29位。過去の対戦成績は1勝2分け。

 “半端ない”一撃で、勝利も、大賞も引き寄せる。ロシアW杯の1次リーグ・コロンビア戦で決勝ゴールを決め、今年のユーキャン新語・流行語大賞の候補30語に選出された「(大迫)半端ないって」。年間大賞の発表は12月初旬だが、大迫が話題について言及した。

 「僕の発信している言葉ではないので、何とも言いづらいですけど…一般の人やサッカーに興味のない人たちも含めてサッカーの話題に触れられると思うし、すごくうれしいことではあるんじゃないですか」。

 元々は高校時代、大迫に敗れた相手チームの選手が発した言葉。本人は苦笑いを浮かべたが、ロシアW杯当時のブームはもちろん大迫も知るところ。最後には「ただ、本業はサッカーなので集中して臨みたいなと思う(笑)」と付け加えた。

 10月のウルグアイ戦でも日本を勝利に導く得点を決めるなど、点取り屋としての存在感は絶大だ。一方、世代交代をはかるチームには、中盤で南野、堂安、中島の“新ビッグスリー”をはじめとする若手が台頭。大迫は3人との連係について「やっている中でうまくできているとは思う」と手応えを口にした。

 来年1月のアジア杯が迫る中、ベネズエラ、キルギスとの親善試合では結果と内容の両方が求められる。「今は自信があるし、いい準備をして試合に入り込めれば良いプレーができると思う」。5カ月前の歓喜を再現する一撃が飛び出せば、日本の勝利はおのずと近づく。 (牧原広幸)

 

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