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【プロ野球】稲葉J、メジャー軍団に5勝1敗 「形が見えてきた」2018年11月16日 紙面から
◇日米野球<第6戦> 日本4-1MLB最終第6戦が行われ、日本代表「侍ジャパン」がMLBオールスターチームに4-1で勝ち、通算5勝1敗で大会を終えた。日本は2大会連続の勝ち越し。5勝分の5000万円と優勝4000万円の計9000万円を獲得した。先発した中日の笠原祥太郎投手(23)が球数制限で5回途中に降板するまで4安打無失点と好投。8回は同じく中日の佐藤優投手(25)が1イニングで1点失ったが、逃げ切った。 ◇ 4年ぶりの日米野球を快勝で締めくくり、5勝1敗と大きく勝ち越した。侍ジャパンの稲葉監督は「秋山、菊池、岸、柳田。経験ある人が先頭に立ってチームをまとめてくれ、それに若い選手が必死についていった」とチームの結束力、選手たちの奮起をたたえた。 投手陣は計10発を浴びながらもメジャーの強打者と真っ向勝負し、「逃げることなく、攻める姿勢を見せてくれた」。打線は粘り強い打撃と集中力を見せ、3試合で終盤に逆転勝ち。「強いボールに必死にくらいついた。大きな自信を持っていい」と振り返った。 来年のプレミア12、2年後の東京五輪に向け、若手を多く試した。「若い選手とベテラン選手の融合したチームが一つになり、侍ジャパンとして前に進めた。少しずつ形が見えてきた」とチームづくりの手応えを明かした。 (小林孝一郎)
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