今日は南アルプスのやまびこクリニック院長の横地先生のワクチン講座に行ってきました
ワクチンについては、私も助産師ですので、当然「受けるべきもの」とずっと思ってきました。
お姉ちゃんの時には、ほとんど受けました。
でも、お姉ちゃんが赤ちゃんの時に、ちょうど肺炎球菌とヒブワクチンの接種が始まり、さらに同時接種をすることで、死亡したという報道があったり(これはなぜか最近めっきり報道されませんが)、また、同時生ワクチンだったポリオによる、重度の副反応(脳性麻痺)についての報道もされていました。
その時から、ワクチンについて、違和感を感じるようになっていきました。「子供に接種するなら、なるべく安心な物を」と思い、わざわざポリオ不活化ワクチンの扱っている病院を探して、お金を払って打ったりもしました。
ワクチンがどういうものでできているのか、また、その有効性などを勉強していくうちに、本当に必要なのか、疑問を持つようになりました。
次女が生まれ、迷いながらも、子供の予備能力的に、体重がある方がよいと思い、推奨時期よりも遅めにBCGを受けにいくと、保健師さんからは「なんでまだ他を受けてないんですか?」と責められつつ、接種しました。
その後、次女は全身に発疹ができました。
痒くて痒くて、ちょっとアトピーかと思うくらい、掻いたりしていました。
BCGの後に大丈夫なら、他も選択的に打とうと思っていましたが、あまりに皮膚症状がひどいため、打つのを辞めました。
11ヶ月の時、水疱瘡にかかってて、治ったので治癒証明をもらうために、小児科に行きましたが、ちょうどいつもかかっている小児科がいっぱいで、仕方なく他の小児科に行くと、母子手帳を見るなり、医師に虐待扱いを受けました。
先生「お母さん、ワクチン打ってないって問題ですよ。どういうことですか?これは、虐待のようなものですよ。」
私「BCG打った後に、湿疹がひどくなってしまったので、私も悩みつつ、ワクチンを見送っていたのです。ワクチンが効果がないと勉強しましたし。」
先生「BCGを打ったのと、湿疹は関係ないですよ。とりあえず、この皮膚の状態は良くないし、ステロイド出しておくから、塗ってまた見せに来なさい。ワクチン反対派の方もいるのは知ってますが、ワクチンを打っている人のお陰で病気が蔓延しなくなったのに、わかってない。ワクチンも打つように!」
と言われました。
もちろん、ステロイドは絶対に塗りたくなかったので、処方箋は捨てました(笑)
そして、ホメオパシーやテルミー、アロマクリーム、クレイなどなど、いろいろな方法で、今となってはキレイな肌になりました
それからワクチンに関して、モヤモヤしながらも、次女はBCG 以外は打たずにいました。
今回、末っ子が生まれて、真剣にまた考えようと思い、ワクチン講座を受けることにしました。
結局タイムリミットギリギリで、夫婦でも話し合い、末っ子君にもBCG だけは打ちました。でも、本当に嫌で、会場で胃がいたくて吐きそうなくらいストレスでした。これは、でも、私の精神的な理由で受けることに決めました。
講座では、横地先生はワクチンのメリットとデメリットも、両方伝えてくださいました。
詳しい内容は、ブログでは伝えきれませんので、ご自分で講座を受講するなり、勉強していただいたら良いかと思います。
何よりも、一番印象的だったのが、
「真実とは本来1つであるが、見る人の見方によって、その真実は異なる。打つか打たないか。それは、決める人の状況によっても変わる。例えば、夫婦の意見の違いなども、重要なポイントです。どちらを選んだとしても、よく考えて悩んで、子供の為に選んだことは間違えではないし、自分が感じたことを素直に選ぶことが大事。」
とお話されていました。
感動しました。
そして、私は間違えじゃないんだと思えました。
末っ子のワクチンを打つときに、私の判断は間違っているのではないかとう気持ちになり、「ごめんね」とずっと言っていました。
ワクチン講座を聞いて、効果や添加物などの事を聞くと受けなくて良かったかなとも思いました。
でも、私の精神的なところでは必要と判断したので受けたので、必要だったのかなと思います。
また、ワクチンを真剣に悩んでいる方もいらっしゃいます。
それは、全て、子供が大事だからこそ、真剣に悩んでいるのです。
「受けるべき」とか、「受けないべき」と決めるのではなく、必要な情報は提供しつつ、
自分で選択する、
そして、その選択を尊重する。
助産師として、先生のように寄り添っていきたい。
そう感じました。