年を召しても夫婦2人で1本の傘をさしている姿は仲睦まじく、見ているこちら側まで幸せな気持ちになり、心がホッコリします。
付き合い始めた頃の気持ちを思い出せるような姿をした2人がツイッター上で大きな話題を呼んでいます。
上記の写真は雨模様となった平成最後の園遊会。天皇陛下と皇后陛下はお互いを労わりあうように仲良く相合傘をさしています。理想的な夫婦像、年齢の重ね方であり、天皇陛下の心遣いを1枚の写真から感じることができますね。
皇族の方々は自分で傘をささず、お付きの人がさしかけるはず。傘の値段は高価だけど、ビニール傘を使われているのは親近感がわくし、表情が伝わりやすいです。
80歳を過ぎられてもお二人でご一緒に誠実に国民のためにご公務をこなされ、存在感を示してこられた象徴のよう。右肩が濡れているのは、皇后様が雨に濡れないように気遣っているのが一目でわかります。長年連れ添っても大切に思い合える夫婦って憧れですね。見てる人に元気を与える存在であり、二人の心のこもったおもてなしを深く感じられるようになっています。
皇后様は傘をたたんだ時、陛下の雨に濡れた肩を必ずハンカチでお拭きになっていたそう。こういった仲睦まじいお姿には相手を思いやるという日本人らしい精神を感じさせられます。
また、長い間待たれた園遊会の来賓の方に対して、にこやかに挨拶されるお二人のご誠意と熱意を、出席者以外のすべての人に伝えたいということだと思いました。とても紳士、淑女といった感じで雨で濡れてしまうことも気にせず、お話をされていてとても凛々しいです。
本ツイートに対してツイッターユーザーは「ビニール傘かよ」「皇族用にデカ目の傘作ってあげて」と傘の素材や大きさに対して心配する声が挙がる中、「これでも特注品だぞ」「あえて360度見える傘にしている」とコメントするユーザーも見られました。
天皇陛下だけでなく、皇后陛下は左肩から左手にかけて色が変わるほど着物に水摘が付着して濡れていました。 今の日本があるのは両陛下の相合傘のような支え合える関係があったからこそ成り立っていると感じた写真です。
また、国民を思う心が感じられてありがたさが身に沁みます。天皇陛下が傘を持たれた手に、皇后陛下がやさしく手を添えられている様子を見て、両陛下の仲睦まじさの感銘を受けました。国民に両陛下が慕われている証であることをつくづくと実感。平成後の次の時代に向けて、老若男女に対して互いに協力し合い、一緒に歩いていくという意味合いにも感じる写真でした。
若いころから仲が良く今のお歳になっても両陛下に対する色褪せない恋心をこの写真から実感。柔和な笑顔が印象的です。また一人一人に丁寧に対応して挨拶をされているのが素晴らしい。公務を拝見して、陛下が意識されてきた象徴天皇のあり方を改めて考えるとともに、子どもの世代にも伝えたいです。