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【ゴルフ】

堀琴音、再来週のQTへ「自信高めたい」 大王製紙エリエールレディスきょう開幕

2018年11月15日 紙面から

この大会で弾みを付けたい堀琴音=愛媛県・エリエールGC松山で(神代雅夫撮影)

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 女子ゴルフの国内ツアー、大王製紙エリエールレディスオープン(賞金総額1億円、優勝1800万円)は15日から4日間、松山市のエリエールGC松山(6525ヤード・パー72)で開催される。最終戦は次週だが、今大会終了時で賞金ランクによる来季シード選手50人が決定。V争いの裏で激しい当落線上の攻防が繰り広げられる。ここまでランク113位と今季絶不調の堀琴音(22)=東芝=にとっても大事な一戦となる。

 2014年のプロテストに合格し、本格ツアーデビューの15年はランク33位でシード入り。以降16年は同11位、17年21位と、初優勝だけが心待ちにされていた堀琴音。しかし、今季開幕直前、左手首を痛めて出遅れたところから歯車が狂った。

 「打球が右斜め45度に飛んだ。ゴルフをやめようと思ったこともあったし、コースに来る車の中からドキドキが止まらない時期もあった」

 7月中旬から森守洋コーチに師事して以降、復調傾向を見せたが、それでも直近5試合は全て予選落ちと、もがき続けている。

 「今はアイアンショットの精度をもう少し上げたいな、というところ。夏場に少し良くなったのに、試合数が残り少なくなって焦りが出てしまった。でも、もうなるようにしかならないから、自分にできることをやるだけと思ってます」

 今大会で優勝すれば、とりあえず来季の出場権だけは手にできるが「それは現実的じゃない。再来週のファイナルQTに向けて自信を高めたいと思います」。地に足をつけ、復活を目指す。 (月橋文美)

◆単独6位以内でアンの女王決定

 賞金女王争いは、現在トップのアン・ソンジュ(韓国)が単独6位以内に入るか、同2位の申ジエ(韓国)が優勝を逃せば、その時点でアン・ソンジュの4年ぶり4度目の女王決定となる。

 

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