竹ブランコで空飛ぶ気分 高知県香美市でボランティアら制作
ブランコやジムを制作するボランティアら(香美市土佐山田町大平)
11月18日「キッズフェス」高知県香美市土佐山田町大平の県森林総合センター内の情報交流館南にある広場にこのほど、竹製のブランコとジャングルジムが完成した。森林総合センターでは11月18日にイベント「キッズフェス」も開催予定で、「空飛ぶ気分を味わって」と来場を呼び掛けている。
森林総合センターで子どもたちに木や竹を使った遊びを教えているボランティアら10人が、昨年の巨大竹ドームに続き制作した。
ブランコに使った竹は近くの林で伐採。葉や枝を切り落とし、ロープを使って8メートルの高さに組み上げた。前後に揺れる一般的なブランコと360度揺れるブランコの2基、高さ2メートルのジム1基を完成させた。
制作に携わった前田悦三さん(69)は「頑丈で、よくしなる竹を楽しみながら、元気いっぱい遊んでほしい」と話している。
「キッズフェス」は18日午前10時~午後3時。木工、洋菓子のバウムクーヘン作り体験ができるほか、林業機械の試乗もある。しし汁やおでんも販売する。ブランコとジムはイベント終了後もしばらく設置する。問い合わせは情報交流館(0887・52・0087)へ。
きのこ展開催中
情報交流館では「きのこ展」も開催している。「森ときのこを愛する会」の主催。100点を超す写真やボタニカルアートのほか、キノコオブジェや海外のキノコ切手が展示されている。無料で24日まで(月曜休館)。(竹内将史)