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【芸能・社会】

平成最後の紅白、キンプリ初出場 NHK、出場43組を発表

2018年11月15日 紙面から

「第69回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表会に登壇した出場歌手=東京都渋谷区のNHKで(五十嵐文人撮影)

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 大みそか放送の「第69回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分)の出場歌手が14日、東京・渋谷の同局で発表された。紅白とも21組ずつと、特別企画1組を合わせて43組。初出場が決まった6組の中からアイドルグループ「King & Prince」「純烈」ら5組と、16年ぶり6度目の出場を決めた「DA PUMP」、企画コーナーに出演する「Aqours」「刀剣男士」(とうけんだんし)が平成最後の夢舞台に向けての意気込みを語った。「原爆Tシャツ」が問題になった韓国の男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」は選ばれなかった。最多出場は、五木ひろし(70)の48回。

 大型新人グループへの期待の表れだ。デビューイヤーに紅白出場を決めたジャニーズのグループは、2009年の「NYC boys」以来となる。平野紫耀(21)は「関係者の皆さん、スタッフの皆さん、ファンの皆さんにとても感謝しています。この年末でみなさんに恩返しができるようなパフォーマンスができたらなと思います」とあいさつした。

 デビュー曲の「シンデレラガール」は、発売初週で57万7000枚(オリコン調べ)を売り上げて初登場1位を獲得。デビュー曲の初週売り上げとしては、KAT-TUNの「Real Face」(75万4000枚)に次ぐ歴代2位となった。2枚目の「Memorial」も初登場1位にランクインした。

 永瀬廉(19)によると、13日にメンバーはジャニー喜多川社長(87)から「ユー達、ちょっときて」と突然けいこ場に呼び出され「『誰にも内緒だからね。ユー達、紅白だから』と言って、どこかに去って行きました」という。「誰にも言わないでと言われていたので、どこに喜びをぶつければいいんやろと思い、家に持ち帰って消化するのが大変でした」と苦笑した。

 全員が先輩のSexy Zoneの紅白ステージでバックダンサーを務めた経験がある。リーダーの岸優太(23)は「今回は自分たちがメイン。責任が伴いますし、今から緊張しています」。

 メンバーの岩橋玄樹(21)はパニック障害の治療専念のため、現在は休養中。岸は「本人に連絡もしまして、(出られないことに)悔しい思いはしておりましたが、彼の思いを背負ってという思いがこの舞台にかかっています。玄樹くんからも『絶対見るから』と言われました」と報告した。

 飛ぶ鳥を落とす勢いで飛躍を続ける正統派のイケメン集団が、年末のお茶の間にも強烈なインパクトを与えそうだ。      

 

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