京田、下半身いじめ　小笠原２軍監督「粘りがない」

　ガッツ流の鬼しごきだ！　ナゴヤ球場で行われている中日の秋季キャンプは１４日、右肩の違和感で別メニュー調整中の京田陽太内野手（２４）が中日屋内練習場で下半身強化に専念。小笠原道大２軍監督（４５）から徹底指導を受けた。

　時間がたつに連れて、京田の顔は険しさを増した。約１時間、小笠原２軍監督、水野２軍コンディショニング担当に見守られながらメニューをこなした直後の足はガクガク。「バッティングをやっているより、よっぽどしんどい」。あまりのキツさに本音がこぼれた。

　直径３０センチほどの平らなバランスボールに左足１本で立ってから、打撃をするように、ゆっくりと右足を踏み出す。さらに、同じ姿勢から別のバランスボールを受け取って右足を出す動きなどを延々と繰り返した。主に内転筋を鍛え、打撃で軸足となる左足に体重を乗せてから体重移動できるようにするのが狙いだ。