11月15日 木曜日

関東・甲信越

オークランド観光開発/流山に1.7万㎡温浴施設

【設計はスペースプラン】
 ボウリング場やスーパー銭湯、パチンコ店などの事業を展開するオークランド観光開発(愛知県春日井市)は、千葉県流山市のつくばエクスプレス・東武野田線流山おおたかの森駅近くに公衆浴場「竜泉寺の湯流山店」の新築を計画している。設計はスペースプラン(名古屋市)が担当している。
 規模はS造6階建て延べ1万7837㎡。低層階が店舗、高層階が自走式駐車場となる。敷地北端付近で温泉を掘削する予定だ。
 建設地は、同駅周辺で都市再生機構(UR)が施行する新市街地地区一体型特定土地区画整理事業の区域のうち、B35街区2、4画地6980㎡。駅西口から約200m西に位置し、北側は東武野田線、西側は都市計画道路3・2・25下花輪駒木線に面する。
 土地は、URが売却するためことし5月8日に開札した結果、オリエント通商(三重県四日市市)が9億8888万8000円で落札。募集要領では2019年3月に土地を引き渡し、事業者には原則5年以内の施設完成・供用を義務づけている。
 また、建設地西側の土地約2haは、大和ハウス工業が50億0500万円で落札済み。URは20年3月下旬に土地を引き渡す予定となっている。