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【競馬・ボート・競輪】

[ボート]太田、2年7カ月ぶりV 徳山クラウン争奪戦

2018年11月8日 紙面から

17回目のGIを制し優勝トロフィーを掲げる太田和美=徳山で

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 山口県・徳山ボートの開設65周年記念GI「徳山クラウン争奪戦」は7日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の太田和美(45)=大阪=がインからコンマ19のSで逃げを決め、2016年4月・三国周年以来17回目のGI優勝。賞金900万円を獲得して同ランキングは11位に順位を上げ、グランプリ出場圏内に食い込んできた。2着はS遅れをはね返して道中競り勝った魚谷智之、3着には大峯豊が入った。

 太田がぶっちぎりの独走で2年7カ月ぶりのGIVを成し遂げた。Sはインから5番手、壁役の2号艇の魚谷が遅れ、「もう少し魚谷選手がガードしてくれると思ったけど、足的には余裕があって半分くらい伸び返すと思った」とスリットから伸ばして、3号艇の大上のまくりも先マイで一蹴。後続を寄せ付けない圧勝で、歓喜のVゲートを駆け抜けた。

 優勝賞金900万円を上積みし、今年の獲得賞金ランクは11位まで浮上。「大阪支部がいないと面白くないからね」と地元開催の大一番、SG・グランプリ(12月19~24日・住之江)出場に大きく前進した。SG・チャレンジカップ(20~25日・芦屋)はF休みのため、次走のGII戦(11~16日・大村)は勝負の一戦となる。「気を引き締めて少しでも賞金は上積みしたい」。どこまでもどん欲に荒稼ぎを狙ってくる。

 

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