サッカーの日本代表は13日、国際親善試合のベネズエラ戦(16日・大分)に向け、新潟市内で約1時間半、7対7のハーフコートゲームなどで汗を流した。MF堂安律(20)=フローニンゲン=と、DF冨安健洋(20)=シントトロイデン=は、昨年5月のU-20W杯韓国大会16強で対戦し敗退した相手へのリベンジを誓った。
同じ相手に2度は負けられない。堂安は昨年のU-20W杯で、1次リーグでウルグアイに敗れ、8強を懸けた決勝トーナメント1回戦ではベネズエラに延長戦の末に0-1で惜敗した。
今年10月に、A代表にステージを上げて臨んだウルグアイとの国際親善試合。代表初ゴールを挙げるなど、4-3で打ち合いを制した。今度はベネズエラに借りを返すつもりだ。
「ウルグアイに勝つことができて、ベネズエラもあの時のメンバーが出てくることも考えられる。個人的には負けたくない」
堂安自身は、所属チームでここ2試合は代表と同じ右サイドで先発。2連発中と絶好調を維持。代表にも勇躍乗り込んできた。「絶対にゴールとアシストが必要になる。それができなければ来る必要がない」と語り、若きエースとしての自覚が満ちていた。 (馬場康平)