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2018年11月14日 紙面から
小笠原2軍監督(右)に指導を受け、顔をゆがめながらバットを振る福田=ナゴヤ球場で(高岡辰伍撮影)
ナゴヤ球場で行われている中日の秋季キャンプは13日、第3クールがスタート。この日から新任の村上隆行打撃コーチ(53)の発案で、1日1人、メニューが打撃練習ばかりとなる「打ち込みデー」が始まった。初日指名された福田永将内野手(30)は1986スイングを敢行。素振りを合わせると、2000スイング超と振って振って振りまくった。
午後4時半を過ぎ、ほとんどの選手が練習を終えていた。だが、屋内練習場では打球音が鳴り響く。疲労の色をにじませバットを振り続けていたのは福田だ。村上打撃コーチの投げるボールを、汗を滴らせながら打ち返していた。
すでに1900スイングを超えていたが、村上打撃コーチは「こっからや!」と鬼の形相で雰囲気を促す。見守るのは波留、石井、森野各打撃コーチや他部門のコーチ。その1986スイング目だった。福田が快音を奏でると、村上打撃コーチも「OK!!」と納得の表情を浮かべた。
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