皆さんは宗教の勧誘を受けたことがありますか?
恐らくこのページをご覧の方々の多くがそれを経験したことでしょう。
ちなみに僕は勧誘を受けたことはないです。
正確にいえば勧誘を受ける前にとある宗教に既に入信していました。
その宗教がこちら。
【宗教法人霊波之光】
ネットで検索すれば当然の如くヤバい?怪しいと囁かれているこの宗教ですが、実際はどんなものなのか。
今回は15年以上に渡り信者をやっていた僕が、霊波之光の実態を体験談を踏まえて書いていこうと思います。
※個人の感想です。これらを否定、肯定するものではありません。
宗教法人霊波之光とは
教義・教祖
初代教祖は波瀬善雄という人物です。
信者からは”御守護神様”と呼ばれていますが、今は亡くなってしまったので息子の波瀬敬詞が教祖を務めています。
また教え、モットーは「暖かい心はあいさつから。 笑顔と思いやりに 喜びと幸せ」などがありますが、その他の目立った制約などは存在しません。
場所
千葉県野田市に広大な敷地を構える宗教法人です。
運河駅から徒歩で15分ほどの奥まった場所にあり、車でなら国道16号線沿いに専用駐車場を見つけることができるでしょう。
したがってその地域の人間には良く知られており、特徴的な白装束の信者の姿や宗教名から「お光様」と呼ばれています。
信者数
各地でも数々の支部が建てられており、信者の数も創価学会などには及びませんがそれなりの数を誇っています。
一説によれば100万人ほどとも言われ、宗教法人の中では中堅的な位置にいますね。
またその中には有名人もいるようで、何とジャニーズアイドル”嵐”の相葉雅紀や、タレントの北斗晶、フィギュアスケートの高橋大輔選手なども信者と言われています。
特に高橋大輔選手は試合中にも霊波之光のペンダントを付けるなどかなりの信仰熱心な様子です。
そもそもの経緯
僕自身はこの宗教に生まれた時から入信していました。
もちろん親の影響ですが、親曰く関わるようになってから奇跡的な出来事や幸運が頻発したため信じるようになったらしいです。
小さい頃から当然のように毎週教会に連れられ、僕自身は全く違和感を感じることなく幼少期を過ごし中学校3年生まで普通に信仰をしていました。
まぁ信仰といってもお祈りをするとか、たまに協会に連れられるくらいで特別熱心だったわけではありませんし、一般人の域は出ていなかったと思います。
しかし成長するにつれ自身の反抗期や学校などの外世界のコミュニティに触れるにつれ、少しづつ距離を取るようになったのです。
今ではある出来事も経て、全く信じておりません。
しかし面倒なことに、まだ両親が勝手に僕の年会費を払っているそうなので形式上はまだ信者らしいです(笑)
実態
実際にこの霊波之光とはどんな宗教団体なのか。
気になる方の為に15年間通いつづけた僕がその実態を書き連ねていきます。
怪しい?ヤバい?カルト教団?
やはり宗教というと、地下鉄サリン事件の影響からか”カルト”といった印象を持たれる人もいると思います。
テロ行為であったり強迫や、監禁暴力などが想像されますよね。
しかし実際にこの宗教に15年間居た身としては、そのような危ない印象はありません。
そもそもこの団体の教え自体がかなり曖昧で、何がダメで何をするべき!みたいなものも無く、何かを強要されるような雰囲気は感じませんでした。
なので世間一般でいう反社会的なカルト宗教というわけでは無いと思います。
当然金銭問題も…
広大な敷地や、各地の支部の設立でもわかりますが、当然その活動には金銭が絡んできます。
ただ最小限にかかる金額は年会費5,000円のみで自動更新もされないので、そこまで悪質なものではありません。
しかしどこの宗教でもあるように、特有のお守りグッズだったり、御祈願などにも当然お金が掛かりますし、感謝金なるお布施もあります。
また熱心な信者になるとそのお布施金額もかなりの高額に。
後述しますが僕の両親も最高額ですが一括100万円寄付しています。
このようにかなりの金銭を払っている信者がいるのもまた事実です。
教会内の雰囲気
客観的に見てこの霊波之光の敷地内を参拝した時の印象は綺麗な所だなぁ…です。
敷地内は奉仕している信者さんのおかげでかなり清潔ですし、建造物にもお金を掛けているようで、どの建物も近代的なものばかりです。
宗教ではとにかく挨拶が重要であるという教えがあり、基本すれ違う人から挨拶されることが多いです。
まぁ、挨拶されて嫌な気持ちになる人はあまりいないのでこれは良い教えですね(笑)
宗教内部での分裂騒動
聞いた話ではここ最近、霊波之光内で新たな宗派が生まれたそうです。
現在の2代目教祖に不満を覚えた人物が声を上げて発足した宗派で、名を「板橋教」というそう(笑)
うーん、とてもくだらないですね。
こういったくだらない内輪の争いがあるから僕は宗教が大っ嫌いなのです。
それにしても「板橋教」のネーミングセンス…。
社会進出・貢献
千葉県内では少しづつ進出を試みているようで、駅のホームに看板があったり、柏駅の巨大なテレビジョンにはたまにCMが流れています。
また運河駅から繋がる巨大な橋「ふれあい橋」の建設には霊波之光が関わっているとのことです。
社会貢献としては3.11や、熊本地震発生時にはいくらかの義援金を贈ったそうですね。
宗教的価値
そもそも神様を信じない僕が言うので説得力無いかもしれませんが、全く価値は無いと思います。
なまじ教義や教えが緩いためか、個人個人で考えが違います。
前述した通り新たな宗派が生まれるほど連帯感も無く、むしろそういった内部でのいざこざは多いのかもしれません。
また実際のご利益ですが、神様の分身と名乗る初代教祖自身が69歳という若さで亡くなっている時点でお察し…。
宗教の典型的な考え方ですが、良いことがあれば「すべて神様のおかげ」、悪いことが起きれば「これだけで済んだのは神様のおかげ」と脳内お花畑です。
またこれもどの宗教にも言えますが、金銭が発生する時点で僕は神様とは認めません。
つまり全国の全ての宗教が嘘っぱちであると考えています(笑)
ただこれは完全な主観なので僕のいち意見として考えてくださいね。
現在の印象
前提として、嫌い
高校以降は信じてはいなかったものの、別にそれ以外の感情はありませんでした。
しかし僕がこの霊波之光を、というより宗教をきっぱり断絶したのは両親が100万円もの大金を教会に寄付した時です。
100万円の寄付をした1年後、僕の両親の会社は倒産してしまいましたし、その影響で僕は一度大学を退学していますしね。(自腹で再入学しました。)
高額の寄付をしても当然ですが全くご利益が無く、むしろ会社倒産。
それでも「なんとかやってこれてるのは神様のおかげ」などと馬鹿なことを言っている両親を見て、完全に宗教が嫌いになりました。
おすすめするかどうか
僕が宗教を大嫌いなことは置いておき、客観的な意見を。
そもそも宗教をやる必要が無いと思っているのでお勧めはしません。
しかしそこまで悪質な宗教団体では無いので、今現在それを信じて信仰している人は好きにすれば良いし、それが気持ちの拠り所なら続けた方が良いのかもしれません。
また敷地内は日本庭園のような美しさがあり、建物も近代的で飲食処も充実している、かつ子供用の遊び場も備えているなど半ばテーマパークです。
入場するのに検査があるわけでもなく、一般人でもシレっと入り込めるので地元が近い人間なら試しに覗いてみてもいいでしょう。
ただくれぐれも高額な寄付やグッズは買わないように…。
まとめ
僕自身はこの霊波之光という場所は、”ありもしないご利益に対して親が何百万も支払った宗教”という認識しかないので大嫌いです。
神様も当然信じていません。
しかし、無理な金銭を払わず、ただ神様を信じて毎日挨拶を欠かさず元気に過ごしている人がいたなら、それはそれで良いことだと思います。
要は宗教に盲目にならず、飲まれないこと。
何事もほどほどが大切なんですね。