北海道小樽市の国道で乗用車を運転中、前を走る車にあおり運転をしたとして、小樽署は10日、暴行の疑いで札幌市の会社員滝下秀樹容疑者(35)を逮捕した。署は、事故を起こしかねない悪質な行為として暴行容疑を適用。滝下容疑者は「前の車がブレーキをかけたので距離が近づいた」と容疑を一部否認している。

逮捕容疑は8月5日午後5時すぎ、小樽市張碓町の国道5号を走行中、前方の女性(53)の車に著しく接近したり、幅寄せしたりした疑い。

署によると、同13日に女性が署に相談。ドライブレコーダーの記録や目撃情報などから、滝下容疑者の車が女性の車の後方約3・2メートルまで近づいたほか、並走して約40センチの距離まで幅寄せするなど約2キロにわたってあおり運転をしたとみている。(共同)