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し ー あ ー わ ー せ -
ここを閉じてからずいぶん経つのに未だ見てくれる人がいるとは感謝感激です。
そんなどこぞのどなたかへお礼かたがたご報告申し上げます。
長くなりますので、ヒマを持て余している時に鼻クソほじりながらで結構です、
うちのかわいこちゃんの最後の自慢話にお付き合い頂ければ此れ幸いです。
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2月11日、私の最強の相棒であるミルさんが 栄光の架橋 を渡りました。
13歳半でした。
12月29日、突然の不調により緊急手術を受けました。
朝ごはんも食べたし、元気にしっぽを振っていたのに・・・。
初めて訪れた医療センターで優しそうな先生が穏やかな口調で話す内容はまるでヤクザの脅しに聞こえました。
なんとか命は取りとめたものの翌日もまたその翌日も動けないままのミル。
号泣しながら除夜の鐘を聞き、新年を迎え、元日の面会室でまさかの余命宣告です。
『消化器型リンパ腫』でした。
ミルの場合、嘔吐や下痢などの前兆はなく腸に穴が開いてしまったのです。
「やっぱ最後はモルヒネかぁ」「血便止まらなくなるのかな」「安楽死こそが真の愛かも」と壮絶な闘病を覚悟しましたが、薬がうまく効いてくれたのか、ご近所散歩で川遊びして~庭でひなたぼっこして~キクをぶっ飛ばしておやつ奪って~と病気なりに楽しく過ごせ、恐れていたほどの苦しみを味わわずに済んだのはラッキーとしか言いようがありません。
嬉しい誤算で2月を迎えることができたミルを連れて伊豆旅行に行きました。
マリンタウンでのソフトクリーム休憩や、家族写真が撮れる大室山リフトなど、お決まりのコースがとても新鮮に感じました。
1泊目に選んだのは、オープン初日に利用して「1年後にまた来よう」と決めていた【愛犬お宿】です。
【ぐらんぱる公園】へは徒歩で行けるので、人間組は酒だって飲めちゃいます。
ミルキクを貸出カートに乗っけて念願のグランイルミも見れました。
2泊目は大好きな【はんなり】にしました。
人間ごはんをちょいっと指でつまんでのお裾分けも部屋食ならアリなのです。
ミルも犬温泉に入り気持ち良さそうにしていました。
今年は河津桜の開花が早く満開の桜並木が見れたのも、神様からミルへの特別なご褒美なのだと親バカ根性丸出しですっげー勝手な解釈してます。
超親孝行なミルは、旅行から帰った次の日に亡くなりました。
お笑い番組を見ていた私たちの傍らで可愛い寝息をたてながら、ふと気付くといつもの見慣れた寝顔のまま止まっていました。
もっと自力で動けなくなるほど弱ってから死ぬものだと思っていたのに、私らの願いを叶え、私らが笑ってる最中にスーッと去っていくなんて、いかにもミルっぽい粋な終わり方でした。
ブリーダーさんの元に会いに行くたびウンコもらして迎えてくれた赤ちゃん犬は、ちゃんと自分の足でトイレに行きウンコを済ませてから息を引き取る立派な婆さん犬になっていました。
おじちゃんは去年から単身赴任で島流しに遭っています。
ミルは入院やら火葬やらのすべてを完璧におじちゃんの休暇に合わせる奇跡を起こしてくれました。
「さすがミル」「でかしたぞ」「よくがんばったね」いっぱいいっぱい褒めちぎってお別れしました。
どこに連れてっても恥ずかしくないお行儀のよい賢いコでした。
我が家が犬と一緒にいろんな所におでかけできたのも、ミルが最高のおりこう犬でいてくれたからです。
ミルが生きているうちに日々の小さな喜びをたーーーーっくさんもらっておいたので、ミルを失った大きな悲しみを超えるのは意外と難しくありませんでした。
これからは魂友ミルとの思い出を胸に、キクと2ぴき5きゃくでの~んびり歩いていきます。
ミルがうちのコでいてくれて本当に幸せでした。
おててのしわとしわをあわせて しーあーわーせー です。
みんなのおでかけ応援します
ミルに一番伝えたい言葉は「ありがとう」、
ミルに携わってくれたすべての方にも「ありがとう」です。
☆ 犬族の未来に幸あれ ☆
ミルキクを迎えるずっと前、小型犬連れ旅行で全国制覇した知り合いがいました。
ほとんどが「カバンに入って」「特別に」というもので、私が望む「手荷物扱いではなく4足歩行のまま受け入れてくれる犬旅」じゃないんだなぁと感じていました。
我が家の犬連れ初旅行は、ミルが生後7ヶ月、キク6ヶ月のときです。
その頃のおでかけ先探しは、ドッグランや宿で出会った先輩飼い主さんのクチコミが頼りでした。
あるときネットで見つけた犬旅記がきっかけとなり、地域限定でよければ私も多少なりともどこかの誰かのお役に立てるかな?との思いで、2005年5月15日にホームページを立ち上げました。
途中2回ぽしゃって放置状態ですけども、ブログはよく続いたもんだと我ながら感動しています。
説教ババア化していく自分に疲れながら、なんとかきょうこの日まで引き摺ってこれたのは、ただひたすら犬の社会的地位向上を願う気持ちと、みなさまの応援があったからこそです。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今や良くも悪くも犬旅情報なんぞ腐って捨てるほど溢れています。
もうミルキクの生活を世間様に晒す理由も見つかりません。
これからは心置きなく我が家流の楽しみ方に専念するつもりです。
そんなわけで「みるきくろく」は、 めでたしめでたし~ で、お・し・ま・い です。
いつかどこかで茶黒柴2ぴき組を見かけても「ミルキクちゃんですか?」なんて気軽に声掛けないでくださいね。
すかした顔で「いいえ、メアリーとキャサリンでござーますけど?」とぶっこくヤツがいたら、きっとそれがワテクシです。
ほんにありがとうござりんした。
おさらばえ~
みんなのおでかけ応援します
すてきなパンツでパンパカパンツ
中世ヨーロッパの貴婦人方はドレスにハイヒールでシッコ垂れ流しだったとの話は有名ですが、現代日本のお犬様事情もそんなかんじでしょーか?
個人的には犬を着飾る趣味はないので、ミルキクには堂々と素っ裸の4本土足でいさせてやりたいです。
ただ、その毛深さゆえに服が必要となるとき、どうもあのカイダンクー(中国のベビー服)風の変態服だけは恥ずかしくて着せる勇気がありません。
家族の一員としてオシャレしておでかけするなら、見てくれのかっこばかりつけていないでトイレ問題考えましょうよ。
犬連れが行く所、ほんっとマーキング痕や放置糞が多いです。
我が家は「うちのコ、ここで糞尿させてませんからっ!」的な意味合いでおパンツを使うようになりました。
キクは黒色、ミルは茶色を履いています。
どうせ履かせるなら可愛いおパンツが欲しいです。
ミルキクがオーダーメイドの服を作るなら、それは白いおパンツになるでしょう。
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山梨・静岡 フジヤマぐるり旅 《 遊ぶ、の巻 》 後編
【伊豆の国パノラマパーク】
ロープウェイは「できればケージに入れて」と明記されているのでずっと遠慮してきましたが、恐る恐る受付で確認すると「10kgまででしたら抱っこで乗れますよ。上に着いたら歩かせてもらっていいですから、ロープーウェイの中では必ず抱っこでお願いします」と意外に好意的な返答でした。
うれしいですぅ~、ありがたいですぅ~。
ロープウェイはおこちゃまジェットコースターっぽくておもしろかったです。
座席に乗せるバカイヌシが出ないことを祈ります。
以前、山中湖でKABAバスに犬が乗ってるのが見えたんです。
わざわざ電話で問い合わせる勇気はないけれどどうせ乗り場近くまで行くんだしと、制服姿で私語炸裂中のお姉さま方に訊いてみたら、案の定「頭までしっかりバッグに入っていればいいですよ」と言われました。
「ネットでも見かけるし抱っこでいいのかなと思って~」と事情を話すと、顔を見合わせて「あれ、本当はダメなんですよぉ」と困惑した様子でした。
もしかしたら特別にOKもらった人もいるかもですが、当初から「ケージ入り」のルールで間違いないそうです。
ワテクシ、4年前のKABA登場時から、いつかミルキクと一緒に乗れたらいいなと白鳥のように首を伸ばしてカバのように体重増やして待ってるんです。
たかが「うちのコのおでかけ日記」であっても公開している以上、自身の行動が他の犬連れにも影響を与えるという自覚と責任を忘れずにいて欲しいと思いました。
現時点で、ミルキクは「カバNG・白鳥OK」です。
【白鳥の湖号】
船内はケージ、デッキはリードでOKです。
【花の都公園】
旅籠屋山中湖店から徒歩15分ほどです。
無料エリアで朝の散歩をしました。
【富士芝桜まつり】は完全ペットNGです。
手荷物ちゃんでもダメってのは、ある意味、不公平感なくて良いのかも・・。
もりだくさんの3泊4日、帰宅翌日はみんなで1日中寝てました。
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山梨・静岡 フジヤマぐるり旅 《 遊ぶ、の巻 》 前編
〔新倉山浅間公園〕
桜と富士山が撮れると外国人に人気の公園だそうです。
雲かかってるし、ハチ飛んでるし、キクどこでも寝るし、でも良い運動になりました。
私たちが坂道をあがっていたとき、階段のほうから「あっ犬だ、2頭いる」「繋いでる?大丈夫そう?」との声が聞こえました。
いくら犬が苦手でもそんな離れた所から露骨な嫌がり方しなくても~と少し残念に思いながら歩いていると、なんとそいつら、自分ちのお犬ちゃまを放していたんです。
「ノーノー、ダメーッ!」とかなんとか叫んでる失敬で滑稽な飼い主には呆れましたわ。
〔Jマート富士河口湖店〕
普段はホームセンターに連れて行く気すらしないのに、旅先では何でもアリの飼い主です。
乗り物好きのミルさん、喜んでくれたかしらん。
【富士ハーネス】
訓練中のコがミルキクに興味を持って道を逸れてました。
それを静かに応援するのも犬連れの役目かな、と。
〔ふじのくに田子の浦みなと公園〕
この辺りは夜景がきれいと有名なのに朝の散歩でしか行きませんでした。
次こそは「富士と港の見える公園」とセットで夜景鑑賞といきたいです。
他にもいろいろ動いたけど、そこはそれテキトーにはしょっときます。
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