【芸能・社会】紅白司会、紅組は広瀬すず 白組は櫻井翔 総合司会は内村光良、桑子アナ2018年11月10日 紙面から
大みそか放送の「第69回NHK紅白歌合戦」の司会者が9日、同局から発表された。紅組司会には女優の広瀬すず(20)を初めて起用。白組司会は人気アイドルグループ「嵐」の櫻井翔(36)が務める。総合司会はタレントの内村光良(54)と同局の桑子真帆アナウンサー(31)が、2年連続でタッグを組んで平成最後の紅白を盛り上げる。 2019年に通算100作目となる連続テレビ小説「なつぞら」のヒロインに選ばれた広瀬が、「ひよっこ」のヒロインとして“朝の顔”となり2年連続で紅組の司会を務めた有村架純(25)からバトンを受け継いだ。20歳での紅白司会は、1996年の松たか子(当時19歳)に次いで史上2番目の若さとなる。 本格的な番組司会も初挑戦となる広瀬は驚きとともに「本当にどうして良いのか分からないというのが、今の正直な気持ちです」と心境を吐露した上で、「私に務まるのか、期待にお応えできるかまだ自信はありませんが、ご出演されるアーティストの方々と、そして内村さんと櫻井さんという、心強い先輩方とテレビで見ていたあの場所で、ご一緒させていただけることを楽しみにしています」とNHKホールに立つ日を心待ちにしている。 一方、櫻井は2010年から5年連続で「嵐」のメンバーとともに白組司会を務めたが、個人では初めて。16年の相葉雅紀、昨年の二宮和也に次ぎ3年連続で嵐メンバーが白組の旗振り役となる。 起用理由についてNHKサイドは「数多くの番組で司会やキャスターを務め、現在のテレビ界を代表する“MC”のひとりです。信頼感と安定感のあるトーク力で歌手の方々の魅力や、平成を彩った歌に込められた思いを視聴者の皆さまに伝えていただけると期待しています」としている。
櫻井自身も「小学1年生の年明けまもなく、祖父母の家のこたつに入りながらテレビで見た、『平成』の年号の発表は今も鮮明に記憶に残っております。あの日からおよそ30年。“平成最後の紅白歌合戦”の司会をさせていただくことになると、当時の私に伝えても信じてもらえないと思います。身に余る大役。幅広い多くの方の心に残る紅白になるよう、精いっぱい務めてまいりたいと思います」と気を引き締めている。 ◆総合司会は2年連続ウッチャン&桑子アナ<内村光良> 「(紅白の総合司会は)二度とないことだと思っていたので本当に驚いています。『平成最後の紅白はああだったな』と、ずっと記憶に残るような、そんな“歌合戦”を皆さんと一緒に目指したいと思います。今年は何回早替えをするのか楽しみです」
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