マリナーズのイチロー特別補佐(45)は、来春3月の日本開幕シリーズで“凱旋(がいせん)復帰”が決まっているが、それ以降のプレー続行に暗雲が立ち込めた。マ軍は2対3のトレードでレイズからマレックス・スミス外野手(25)とマイナー外野手を獲得。交換要員は前日に年間優秀守備賞を獲得した正捕手ズニーノ、ヘレディア外野手とマイナー左腕。8日の大リーグ公式サイトが報じた。
外野を全てこなせるスミスは、今季打率2割9分6厘、リーグ2位の40盗塁、同最多の10三塁打。マ軍は右翼ハニガー、中堅ゴードン、左翼ギャメルの布陣だったが、これでゴードンは本来の内野に戻る可能性もある。捕手以外はほぼ布陣が固定され、イチローが割って入る余地はさらに少なくなってしまった。