1年前の終活もどき

約1年前。

私は、入院・手術を前にして、家の中を片付け、大事なことをメモ帳に書き残しました。

 

まずは、万が一があった時の連絡先。

付き合っている彼、会社の上司、そして、友人数名。

友人は、もう長い間年賀状のやり取りだけになっている人もいるけど、旅行・ゴルフ関連で時々会うわずかな人。

 

それから、死後整理すべきもの。

家の権利書、銀行口座、保険、株、クレジットカード、TEL・スマホ、他にネット会員、などなど。

 

もう20年以上離れて暮らしている両親はまったく未知のもの。それらをすべて記録に残しておかないと何もできないはずなので、それをまとめるのが意外と大変でした。

まとめている間に、まだ死ねない、と思ったほどです。

 

 

実際には、腫瘍は良性の見立てで、2週間で退院の予定。重篤なものではないと事前に分かっていましたが、大きな手術だったので、万が一ということもゼロではありません。

そう思っていたのに、メモが完成したのは結局入院直前でした。あんなに時間があったにもかかわらず。。。

 

 

そう考えると、突然の入院などは、事前に整理するのは難しいでしょうね。

実際、昨夏亡くなった叔母がそうで、救急車で運ばれてからの1年はほぼ入院生活で、一時帰宅でも片付けはもちろん、大事な書類など整理できる体力はなかったようです。

きっといろんな意味で心残りだったろうと思います。

 

 

普段元気でいると、やろうと思えばいつでもできる、と後回しにしがちです。

多すぎるクレジットカードの解約も結局今年に入ってから。ネット銀行の口座もそうでした。

 

このまま死んだらモノが多くて恥ずかしいと思い、不用品の処分は入院前に結構やったつもりでいましたが、振り返れば、今年になってから捨てたものの方が多いです。

昨年はまだ一歩踏み込みが足りなかったかなぁ。。と反省。

 

 
今年もあと2ヶ月を切りました。
やり残したことはないかな?
再びの終活もどきで、やれることは今のうちにやっておこうと思います。