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【野球】

星稜奥川の150キロ 神宮でうなる! あす広陵戦

2018年11月9日 紙面から

明治神宮野球大会の開会式を終え、握手する星稜高の奥川(左)と東邦高の石川の両投手=東京・渋谷の明治神宮会館で(斉藤直己撮影)

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 第49回明治神宮野球大会(9日から6日間・神宮)の開会式が8日、東京都渋谷区の明治神宮会館であり、大学、高校の計21校の選手らが出席した。

 秋の日本一に向けた視界は良好だ。来年のドラフト上位候補である星稜(石川・北信越地区)の奥川恭伸投手(2年)が27年ぶりの明治神宮大会制覇に向け、静かに闘志を燃やした。

 「金沢から東京に乗り込んできて、『いよいよだな』という気持ちになりました」と語る奥川はこの日、明治神宮会館での開会式に参加。「全ての準備はできています」と自信ありげな表情だ。

 10月22日の北信越大会決勝・啓新(福井)戦で左手首に打球が直撃。翌日の再試合は投げられず影響が心配された。しかし、診断は打撲で、本人も「大丈夫です」。シート打撃では登板しており「今の状態は悪くない」と自己分析している。

 10日の初戦は、中国地区代表の広陵(広島)と対戦する。試合巧者が相手だが、「まずは秋の全国1位が目標。チームのために投げます」と気後れしていない。最速150キロ右腕が神宮で躍動する。

  (川越亮太)

 

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