SMOKIN' LOVERS 煙チーム 降板について | 真寿美の日記~little smile~
2018-11-06 13:41:08

SMOKIN' LOVERS 煙チーム 降板について

テーマ:ブログ
SNSにもお伝え致しましたが、この度は『SMOKIN' LOVERS』煙チーム
降板という運びになってしまい、応援して下さった皆様、ご予約して下さった皆様、大変申し訳ございません。

今回何故このような事になってしまったか、その事について詳しくお伝えしようと思います。


…と言うか、お伝えしないと私の気持ちが晴れないのです。

長くなると思いますが、読んで頂けたら幸いです。
ですが、これはあくまで私の気持ちです。そこに誤解もあるかもしれませんし、多少のズレがあるかもしれません。そこは読んで頂いた皆さまに判断して頂きたいと思います。

そしてこれは一番大切な事なのでお伝えしますが
、別チームの灰の公演は続きます。
灰チームには何の非もない事、また皆様の舞台の成功は願っている事は知っててもらいたいです。あくまで今からお話するのは煙チームの事です。


先ず、最初に言っておきたいのは我々役者は続けたいと何度も主宰に懇願しました。
それは私達のチームのこの作品を楽しみにしているお客様がいるからです。
お客様の為にも続けたい。
こんな事で降板なんて、お客様に失礼だと私達は兎に角主宰にやりたいですと言いました。
しかし断固して主宰の決意は変わりませんでした。


事の発端が何かは正直分かりませんが、幾つかあるうちのどれかが大きく歪になって今回の結果になったかとは思います。
その中でも主宰が『これはプロデューサー(主宰)に対する反抗』と言われたものがあります。
❶キャリーケースと❷タバコ。


❶今回オムニバス作品で、さらに2チームある為に荷物を毎回入れ替えなければなりません。さらに衣裳の量、小道具(靴・鞄)の量が多い為、
最初は荷物を置いて帰れないか?と相談をしました。
BAR公演の為、スペースも狭いからそれは無理という判断で、ならせめてキャリーケースで持ち運びさせてはもらえないか?と相談しました。
主宰はキャリーケースは形が決まってるから(袋だと畳めるから)無理だと判断しました。が、本番時衣裳を置くスペースの裏に、ある程度余裕があったのでそこになんとか置けないか?と相談をしたら、BARの店長が場所を空けて下さったお陰でキャリーケースも置けるようになりました。勿論持ち帰りしていました。
*ちなみに主宰は毎回車の送り迎えがある為、電車で大荷物で帰る事はこの公演期間中、稽古を合わせてありません。


❷公演で使用しているBARの換気扇が建物が古いせいかあまり動かない為、タバコを吸うと煙がこもってしまい、喫煙者ですらタバコを控えようとなるものでした。
主宰はチェーンスモーカーの為、タバコの吸う量が多いのは分かってはいましたが、稽古中でも御構い無しに吸うのでそれはもう息苦しいの域を越えていました。勿論稽古中は主宰だけではありません。演出家は稽古中どちらも吸っていました。

他の喫煙者の方も休憩になると外ではなくそこで吸うので煙は凄くてキツイものでした。
それは私が非喫煙者だからかもしれません。
私自身、その環境を少しでも楽にしようと潤いあるマスクの上にマスクをし、なるべく換気が出来る窓側にいました。
それでも息苦しい環境の中、稽古も長時間の為、身体を壊してしまいました。
私の他にも具合を悪くしてしまった役者が数名(急性扁桃炎等)うちのチームにはいました。
主宰には体調管理をしっかりね。と私は言われました。その言葉が出たのは別チームの灰には体調崩した方がいらっしゃらなかったからだとは思います。

話は戻りますが、主宰にこの環境でお客様を入れるのはどうなんだろう?と、役者でもキツイのにこれはお客様からしたらもっとキツイのではないか?となったので、
これからは喫煙者は本番前までの時間は外で吸うようにしませんか?と相談しました。
言った次の日からそうするようにしてくれました。それは本番前日か前々日の話だったと思います。つまり本番がすぐそこのお話です。


そして初日を迎えました。

正直私達はバタバタの中初日を迎えたので疲れていたのもありますし、皆仕事があったり次の日早いからという理由で初日乾杯は参加出来ませんでした。
それもきっと主宰の中で疑惑になってしまったのかと思います。


そして次の公演日一昨々日の終演後話があると言われました。

そこには主宰の旦那さんもいて、後に全体LINEで挨拶があり知りましたが、その人はプロデューサー兼スポンサー兼小道具担当という事でしたが、その話し合いの時には一切挨拶もなく、勿論顔合わせの時にも挨拶もなく、チラシにも名前は載っていない方でしたから私からしたら旦那さんという認識はありましたが、作品に対してはハッキリ言って部外者でした。

主宰から『今の煙チームの空気が物凄く悪い。こんなのお客様には見せられない。それが芝居に出てるから私だけ作品から浮いてるように見える。何か思う事があるなら言って下さい』
と言われましたが、私達は正直皆めちゃくちゃ仲良くて、芝居に対しても皆んな真面目にやってきたし、言い合ってきたし、私を知ってる方なら私の芝居に対する意識は分かってくれるかと思いますが、“お客様に見せられない”くらいの芝居なんてするはずない。
気持ちはいつだってお客様の為に!をモットーにやってきています。

そこから挨拶もない旦那さんからとても酷い事を散々言われました。
*会話をザックリ。
『一度ダメと言ったキャリーケースを再び持って来れるように言ってくるのは、これはもう主宰に対しての反抗ですよね?
あり得ないですよね?
プロ意識なさすぎますよね?
皆さんは演出家が変わったら態度変えるんじゃないですか?
三谷幸喜とか蜷川幸雄が同じ事言ったら従うんじゃないですか?
(私に向かって)タバコの煙も嫌なら最初からオファー受けなきゃよかったんじゃないですか?
受けた段階でタバコの煙が嫌だとか言ってんなって話ですよね。(ここでこれみよがしにタバコを吸い)
タバコ吸われる方遠慮しないで吸って下さい。全然吸って下さい。
構いませんから。
ハッキリ言って皆さんは主宰をなめてますよね?
そんなん役者辞めた方がいいですよ。
こんな反抗する役者あり得ないですよ。
役者辞めた方がいいですよ。
だって灰チームの人からは何も言われないのにこっちが言うってよっぽどでしょ?
と、記憶に残ってるものでもこれくらい言われました。
“役者を辞めた方がいい”は何度も言われました。

(前にも言いましたが、この時点では彼は挨拶してないので私の中では部外者です。
この後全体LINEで挨拶来ましたが、それは私が主宰に物申したからです。
部外者にあんな散々なこと言われる筋合いはないと。)

そして主宰から
『もう私は煙でやりたくありません。皆さんには降板して頂きたいと思っています。皆さんは降板しますか?どうしますか?続けますか?辞めますか?』


こんなやり取りの間にも我々も意見を述べました。
キャリーケースがダメならダメと言われれば持って来ないし、タバコの煙だって、控えてもらえればいいだけの話だし。
と。

しかし主宰は私達の話は殆ど聞いてくれませんでした。
この時点で彼女の気持ちはガチガチに固まっていたと思います。

最終的に時間もないから明日中に皆んなの答えを主宰に伝える事で解散になり、
翌日煙チームの皆んなはそれぞれ主宰に
『辞めたくありません』
とお伝えしました。
勿論それぞれの気持ちを込めて。

しかし、その皆んなの気持ちをおそらく受け止める事なく主宰から



と、来ました。

ガッカリしました。というか、お客様に対して失礼だろって。
私達の気持ち関係無しにこの言葉を考えていたんだと思うと腹が立ちます。
何故なら私がおそらく送るの一番遅くて夜22時45くらいにおくって、これが来たのが23時ですから。


そして昨日誰一人欠ける事なく話し合いに参加しました。

が、
そこに主宰はいませんでした。

制作から
『お集まり頂いたのですが、主宰の美村は現在持病が出てしまい、本人は行きたいと言っていましたが、ここに来ても何をするか分からないので私の判断で彼女を来させませんでした。申し訳ありません。そして、話し合いの結果、煙チームは降板ということになりました。灰チームは変わらず続けて公演致します。
煙にご予約されてた方で灰チームを観たいと言ってくださる方が居たら割引でご覧頂けます。
また今後については煙の公演は中止になりますが、もしかしたら新煙チームとして上演するかもしれません』


私はこの場に居ない事もそうですが、新しく煙チームを作る気持ちが分かりません。
彼女は精神が病んでるという事で、我々とは出来なくなり、しかし、新しく大変な思いをして座組みを作る事は出来る精神は持ってるんだと。
なんなんだ。と。

制作は、雇われですから主宰側につかなければいけないのは分かっています。し、煙がなくなる事での売り上げも無くなるから、ならどんな方法でも売り上げになる事を考える物だとは思うのでしかたないかと思います。

しかし、その最終決断を下すのは彼女です。
精神的な病の苦しみは私は分かります。以前そういう方とお付き合いしていたことがあるので。
しかし、片方は出来なくて片方は出来るというのはこれは言い方悪いですがワガママなのではないでしょうか…?
本当に病で苦しんでしまうと、どちらも出来なくなってしまいます。
その事は制作からも言われましたが、現段階ではまだそこまで病は悪化していないので、灰チームにも影響出る前にこちらを中止にしたいと言われました。我々にはプロ意識がないと言っていましたが、主宰はお客様の事を考えての決断なのか知りたいです。
もし自分の事だけの判断ならそれは違うのでは?と。

さらに私達(役者)が悪いと主宰が思ってるのが悲しいです。
これは双方の協力や、話し合いが出来てなかった事から発展した出来事だと思っています。
なので彼女が発言した








このコメントには到底納得出来ません。
確かにタバコの煙で体調を崩しました。しかし、主宰ならば役者のケアも必要だと思います。
そして衣裳の持ち運びによる体調不良と書かれてますが、誰一人そんな事で体調を崩した人間はいません。

また不順応となっていますが、これは不適応の事を言ってるんだと思いますが、演出に対しても制作さんに対しても私達は舐めた態度なんかしてません。
演出に対しては真っ向から役者としてぶつかってたし、むしろ反抗とは?って感じだし。

信頼関係の崩壊となってますが、ごめんなさい、言い方悪くなります。
勝手に信用無くしたのはそちらであって、私達は役者として真っ当な行動をとっていました。
要は彼女が私達とやりたくないっていうワガママでの発言になるわけです。
作品をお届けするには品質や意識が必要とも言っておりますが、そっくりそのままお言葉を返したい。
何度もしつこく言いますが私達はお客様の為にやっているのです。
お客様が数時間でも現実から逃げられる場所であって、楽しんでもらえる場所であって、喜んでもらいたいから、たのしんで頂きたいその一心でやっているんです。
それをこんな風に書かれるなんて、本当に傷付きます。悲しいを超えています。

“不祥事”と書かれた私達は、今後のイメージに膨大な傷をつけられました。

こちらからしたら、いいたい事沢山あります。
しかし、お互い傷つけるのはそれは間違いだと分かっているから言わないのです。
それを主宰である彼女は役者を守るどころか自分しか守っていないのです。




まだお伝えするべき事はあるかと思います。
そうなると大分終わりが見えないので、今皆様にお伝えしなければならない事だけを伝えました。
これが私が言える事実です。

冒頭でもお伝えしましたが、あくまでも私達役者サイドの思いだけなので、多少のズレや誤解があるかもしれません。
その判断は皆様にお任せしたいと思います。


これだけは分かって頂きたいのですが、私達役者陣は兎にも角にも楽しみにされてるお客様の為に全力でお応えしたかったし、やりたかったから、全力で主宰と戦いました。
結果このような残念な結果になってしまった事、深くお詫び申し上げます。

あと、灰チームの皆様がこの件があったことによりやり辛くなってしまうのは嫌なので、灰チームの皆様が最後まで無事に公演を打てる事を切に願っております。
それは煙の皆んなが思ってることです。



正直主宰は事をオーバーにする傾向があります。我々を勿論悪く言うことでしょう。
私はそれでも構いません。
私がお伝え出来るこの事実こそが、私の全てなので。



最後に、
なによりも私の出演する公演を楽しみにして下さった皆様に謝っても謝りきれません。
阻止する事が出来なかった事、本当に申し訳ありません。
深く、深くお詫び申し上げます。
本当に悔しいです。
辛いです。


あ、あと、ご来場下さった皆様に渡すはずだったお土産載せさせて下さい。



SMOKIN' LOVERS なので、お菓子のタバコとハートのチョコレート。

渡したかったなぁ…。

なんでもないお土産かもしれませんが、気持ちを込めてお渡ししたかったので。

ので、次回出演する舞台のお土産に入れたいと思います(笑)




とてもとても長い文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂き誠に有難うございます。

散々でしたが、これも勉強の一つとしてさらなるステップが踏めるようこれからもっと精進して参ります。

応援して下さった皆様、本当にありがとうございます。
そして、
本当にごめんなさい。



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