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【大相撲】

稀勢の里、先代師匠命日に出稽古上々

2018年11月8日 紙面から

境川部屋に出稽古し、汗を流す稀勢の里=福岡県大野城市で

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 大相撲の横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が7日、福岡県大野城市の境川部屋に出稽古し、東前頭筆頭の妙義龍との三番稽古で13勝2敗と上々の仕上がりを見せた。

 この日は7年前に急逝した先代師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)の命日。そのことを問われると「はい」と神妙にうなずいた。思いは心にとどめたものの、師が旅立った九州で完全復活を遂げる。

 前日も出稽古で西前頭筆頭の北勝富士(八角)を圧倒し「優勝」を宣言。本場所で当たる相手と連日、稽古を重ね「悪くない。力のある相手とやるようにしている」と力を込めた。

 8場所連続休場から再起を期した先場所、10勝を挙げて再起。故障に苦しんだ左腕にも力は戻っている。「左?いいんじゃないですか」と自信があふれた。 (荒木司)

 

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