コンチネンタルからついにGrand Prix 5000が登場した。ラインナップは通常のチューブ式とチューブレス式の2パターンの展開。ついにチューブレス化の時代に対応した形だ。ついにGP4000SIIにとってかわるタイヤが発売される。GP4000が発売されてから14年が過ぎ、サイクリストはGPシリーズのタイヤリニューアルと、そしてGPのチューブレス化も待ち望んでいた。
チューブレスバージョンの転がり抵抗は5%低減。パンクチャ耐性は5%向上した。旧GP 4000 S2からGP 5000へのパフォーマンスアップデートの内容は転がり抵抗が12%減、パンク耐性は20%向上、重量は10g軽く仕上げられている。チューブレスのバージョンは、ローリングとパンクチャの抵抗がさらに優れているから驚きだ。。。
GP 5000 TLは通常のバージョンとほぼ同じ構造を備えているが、気密ライナーが施されていることによりTLタイヤとして使用できる。そして柔らかいゴムを使用しているため取り付けが簡単に行える。クリンチャーバージョンの320 tpiとは対照的に、粗い180tpi3プライケーシングを備えている。
コンチネンタルはタイヤテストを繰り返して最適なタイヤの寸法を決めた。そのため、GP 5000 TLに簡単な取り付けと確実なフィットのバランスをもたせることに成功した。
重量
チューブレスタイヤはクリンチャーに比べて約85gの重量増だ。チューブ分を考えればそう重くはない。チューブレスタイヤは、25,28,32mmの幅が用意される。タイヤは、650bホイールバージョンも用意され、幅は25mm、28mmだ。
新しいGP 5000の両方のバージョンにはコンチネンタルのシグネチャーでもあるBlack Chilliコンパウンドの最新バージョンが搭載されています。コンチネンタルは、この新しいコンパウンドはあらゆる種類のゴム混合技術を搭載しており、転がり抵抗とグリップの完璧なバランスを実現した。
タイヤのショルダートレッドには、コンチネンタルがLazer Gripと呼んでいる構造が施されている。このプロセスでは、タイヤの表面を粗くする強力なレーザーでトレッド領域を通過します。これはグリップを改善する技術だ。
タイヤの構造は大幅に変更されている。クリンチャーバージョンの新しい330tpi、3重構造は、タイヤの全体的な剛性を高め、高速コーナーでの安定性を向上させ、転がり抵抗を低減した。このタイヤには、コンチネンタルがアクティブコンフォートと呼ばれるエラストマーレイヤーも搭載している。
これは、振動の減衰を改善し、速度に影響を与えずに快適性を改善する。両方のタイヤにはコンチネンタルのVectranパンク防止構造のアップデート版も含まれている。新しいタイヤはGP 4000 S IIよりも更に耐パンク性が向上した。Continentalのハイエンドタイヤのすべてと同様に、新しいGP 5000はドイツでハンドメイドで製造される。
GP5000 TL仕様
- 700c 23,25,28,32mm
- 25mmタイヤの場合215g
- 330tpi 3プライ構造
- GP4000より10g 軽量
- €60.99
GP5000 TL仕様
- 25,28,32mm
- チューブレス25mmタイヤ 300g
- 追加の気密ライナー付き180tpi 3プライ構造
- クリンチャーバージョンに比べて転がり抵抗が5%減
- €74.99