来年1月の講演会(今月のではない)の詳細が出始めた。
そこに書かれてあった僕の肩書きが、「アニメーション監督・演出家、映画監督、小説家、作詞家」となってあった。
いや、まぁブログのプロフィールもそうしてるんだけどさぁ・・・。
こういう時、最初から「肩書きどうされますか?」と訊かれれば、「アニメーション監督・演出家」とだけにする。
こういう時、マルチタレントを気取るのはみっともない。
あれもこれもやってるというのは、どれも身に付いてないのと同じような感じがする。
職を転々としているようなものだ。
「アイドルプロデューサー」は、一度アホどものせいで大失敗(笑)しているので、もう一回ユニットを作るなら、名乗る。
あの時も「総合プロデューサーと名乗らせろ!」と言えば、なれたはずだが、みんなの顔を立てようと思って、遠慮した。
結果、バカ達がえらく勘違いして、崩壊した。
この業界は遠慮は禁物だとしみじみ解った。
そう言えばFNS歌謡祭で「ハレ晴レユカイ」がフルコーラスでないにせよ長尺で踊られたが、あれは本当に僕の振付だ。
一時期「幻の」フルコーラスコンテも公開されていた。
だからコリオグラファーも名乗ろうか?いや、さすがにそれはなかろう。
因みに秋元康は「作詞家」にこだわるらしい。
プロデューサーとか書くな、と。
美空ひばりの曲を書いて、やっと「プロと認められた」と思ったらしい。
じゃあ僕なら師匠にちゃんと付いて、認められたのはアニメ演出くらいしかなかろう。
「監督」は、じゃあ怪しいな。
そう言えば会社の名刺に「監督」も「演出」も書かなくなったな。
なんかまぁ、何でもいい。誰でもいい。
僕は山本寛でございます。それだけ。
知ったこっちゃないわ。